つながりAIなど3社、身寄りのない高齢者ケアAIプラットフォーム事業を開始へ
つながりAI株式会社、ジェイリース株式会社、Fine株式会社の3社は、身寄りのない高齢者をAIと地域の多職種連携によって支える「身寄りのない高齢者ケアAIプラットフォーム事業」を開始します。

3社を中心に地域の医療機関や介護・福祉事業者、行政・自治体などとの連携を進め、「おおいた身寄りのない高齢者ケアコンソーシアム」の形成を目指します。LINEを通じたAIとの対話から課題を早期に発見し、専門機関による支援へとつなげる仕組みを構築します。
単身高齢者の増加と支援体制の課題
日本ではこれまで、入院手続きや施設入居、金銭管理、死後事務などの役割の多くを家族や親族が担ってきました。しかし、単身世帯の増加や未婚化・少子化によって家族による支援を前提とすることが難しくなっており、85歳以上の一人暮らし世帯は2040年には289万世帯に達する見通しとされています。
また、既存の日常生活自立支援事業では予算やスタッフ不足などを背景に全国で数千人の待機者が生じているとされており、支援が必要になってから初めて相談につながるケースも少なくありません。こうした背景から、AIと人の役割を分担する新たな支援の仕組みが求められていました。
LINEを活用したAIによる日常的な伴走支援
本事業では、つながりAI株式会社が開発する相談AIが高齢者の「デジタル伴走パートナー」となります。高齢者やその家族はLINEから相談を行うことができ、AIは日常的な対話や相談内容をもとに「住まい」「健康」「孤立」「制度」「終活」「死後の支援」といった観点から状況を整理します。
相談からAIによる課題発見、最適な支援先の選定、専門機関による支援、AIによる継続的な見守りという循環をつくり、問題が深刻になる前に支援につなげる体制を目指します。
地域の専門機関が参加するコンソーシアムの構築
身寄りのない高齢者が抱える複合的な問題に対応するため、3社を中心に地域社会全体で支えるコンソーシアム型の支援体制を構築します。連携を想定している機関は以下の通りです。
- 行政・自治体
- 医療機関
- 介護・福祉事業者
- 社会福祉協議会
- 居住支援事業者
- 弁護士・司法書士などの法律・士業
- 金融機関
- 葬儀・死後事務関連事業者
- NPO・地域団体
AIが本人の状況を整理して適切な支援先につなぎ、支援結果を共有しながら継続的にフォローすることで、これまで家族に集中していた役割を地域全体で分かち合うインフラづくりを進めます。
今後の展開とつながりAI株式会社の概要
今後は大分県内において関係機関との連携を広げ、「おおいた身寄りのない高齢者ケアコンソーシアム」の構築を進めるとともに、支援モデルを検証して将来的には他地域への展開も目指します。
つながりAI株式会社の概要は以下の通りです。
- 会社名:つながりAI株式会社
- 所在地:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI
- 代表者:代表取締役 駒崎弘樹
- 事業内容:AIパートナーと専門職によるハイブリッド相談サービスの提供
- URL:http://www.tsunagari-ai.com
本記事はつながりAI株式会社の発表をもとに作成されています。
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