FARO CREAFORMがアメリカズカップ仏チームと技術提携を締結
AMETEK, Inc.の事業部門であるFARO CREAFORMは、第38回および第39回アメリカズカップに参戦するフランスチームのLa Roche-Posay Racing Teamと、複数年にわたる技術パートナーシップを締結した。
今回の協業により、FARO CREAFORMの先進的な3D測定、精密計測、品質管理技術がLa Roche-Posay Racing Teamのエンジニアリングプロセスに導入される。船体形状やフォイル、構造部材、船上システムなどの重要コンポーネントにおける設計、検証、最適化の支援を通じて、開発の迅速化を目指す。
3D測定技術による艇体開発と検証の支援
提携に基づき、光学式CMMスキャナーからポータブル測定アームまでの各種ソリューションがチームの開発プロセスに活用される。極限の荷重や変化する環境下で性能が求められるセーリングにおいて、精密測定を通じて設計や検証を支援し、エンジニアリングライフサイクル全体における意思決定の迅速化を図る。

La Roche-Posay Racing Teamのエンジニアは高精度な寸法データを取得し、複雑な形状の検査や開発サイクル全体を通した重要構造の検証を行う。これらの機能により設計の反復を加速させ、継続的な性能向上への取り組みを支援するとしている。また本協業を通じて得られる知見は、先進製造、輸送、航空宇宙、エネルギーなどの産業分野への価値提供にも役立てられる。
両組織代表者によるコメント
FARO CREAFORMのマーケティング & デマンドジェネレーション担当 ディビジョナル・バイスプレジデントを務めるStephane Auclair氏は、アメリカズカップが厳しいエンジニアリング環境であることに触れ、「FARO CREAFORMの実績ある技術により、La Roche-Posay Racing Teamは信頼性の高い3D測定データを設計・検証プロセスへより効果的に活用できるようになります」と述べている。
La Roche-Posay Racing Teamを運営するK-Challenge Racing創設者兼CEOのStephan Kandler氏は、アメリカズカップの成功には継続的なイノベーションと迅速な意思決定が必要であるとし、FARO CREAFORMの専門知識が開発プロセス全体を通じてエンジニアリング力を強化するとともに、知識共有と協力を促進する機会になると説明した。
関連組織の概要
FARO CREAFORM
- 所在地:カナダのケベック州レヴィ、米国フロリダ州レイクメリー
- 構成・沿革:1981 年に遡る歴史を持つFAROの3D測定事業部門と、2002 年に設立されたCreaformの計測ソリューションの組み合わせにより誕生
- 親会社:AMETEK, Inc.(年間売上高 75 億ドルを超える産業技術ソリューション企業)
- Webサイト:faro.com、creaform3d.com
La Roche-Posay Racing Team
- 体制:スキッパー兼ヘルムスマンのQuentin Delapierre氏が率いる、フランスのチャレンジャーチーム(第38回大会は2027年にイタリア・ナポリで開催予定)
- 運営母体:Stephan Kandler氏とBruno Dubois氏が率いるスポーツテック企業K-Challenge
- タイトルパートナー:ロレアルグループのブランドであるLa Roche-Posay
本記事はFARO CREAFORMの発表をもとに作成されています。
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