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LoiLo、ロイロノート・スクールのAI開発方針発表 追加料金なしで提供へ

株式会社LoiLoは、授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」におけるAI機能の開発方針を発表した。教員の業務支援と子どもたちの学習支援を目的に4つの柱で機能を開発し、基本機能として追加料金なしで提供する予定としている。あわせて、開発中のAI機能を実際の授業で使って活用方法や課題の検証を行う「生成AI実証校」の募集も開始した。

AI機能開発における4つのアプローチ

株式会社LoiLoは、文部科学省の中央教育審議会が2026年8月31日に公表した「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ(素案)」などの動向を踏まえ、以下の4つのアプローチでAI機能の開発を進めるとしている。

  • AIを意識せずに使える機能

提出箱に出された提出物を読み取ってクラス全体の考えや一人ひとりの理解度を把握しやすくする要約・分析機能や、作成済みのテストカード・授業プリントからの類似問題の自動作成、撮影した写真や教科書の写真をもとに別のカードを作成する機能などを実装する。

  • 他社AIとの連携

学校現場で使われているGoogle GeminiやMicrosoft Copilot、ChatGPTといった他社AIと連携し、外部のAIからロイロノートの情報を取得したり操作したりできるようにする予定としている。

  • 対話型AIチャットの内蔵

アプリを切り替えることなくAIと対話できるチャット機能を内蔵し、ロイロノートが使える環境であれば端末やブラウザの種類を問わず利用可能にする。

  • 先生によるAIロック機能

「まずは自分で考える」「ここからはAIを使って考えを広げる」といった授業の目的にあわせ、教員が児童生徒のAI利用のオン・オフを切り替えられる機能を設ける予定としている。

基本機能として追加料金なしで提供予定

これらのAI機能はロイロノートの基本機能として提供される予定で、追加料金は必要ないとしている。なお、発表内容は2026年9月時点の開発方針であり、今後の技術検証や学校現場からの意見をふまえ、機能、仕様、対象ユーザー、提供方法、提供時期などは変更となる場合があるとしている。

授業で検証を行う実証校を募集

開発中のAI機能を実際の授業で使い、活用方法や課題の検証に協力する「生成AI実証校」の募集が行われている。参加校の教員には授業での活用状況や課題に関するヒアリングが実施され、その内容をもとに開発や改善が進められる。ロイロノートを利用していない学校も申し込みが可能となっている。

  • 参加申し込み・お問い合わせフォーム:https://forms.gle/mge61y2UtJYNcQXQ6

神奈川県横浜市に本社を置く株式会社LoiLoが提供する「ロイロノート・スクール」は、小学校から大学まで全教科で利用できる協働学習・授業支援プラットフォームである。資料のやりとりや提出物管理、思考ツール、協働編集、自動採点テスト、AIによるWebフィルタなどの機能を備え、マルチプラットフォームに対応している。国内外約14,000校、約300万人に利用されている。

  • 公式Webページ:https://n.loilo.tv/ja

本記事は株式会社LoiLoの発表をもとに作成

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