福岡、滋賀に敗れプレーオフ進出持ち越し

2024年3月12日、ライジングゼファーフクオカは滋賀レイクスとの試合に敗れた。試合は福岡66-77滋賀という結果となった。

試合開始から福岡は#14ギャビンのインサイドと#24谷口の3Pシュートで得点を重ねたが、滋賀のビッグラインナップに対抗できず、インサイドを攻め込まれた。その結果、試合は福岡がビハインドの展開となった。しかし、途中出場の#5ブライスがジャンパーを成功させ、#33加藤がファストブレイクに繋げるなど、一時は滋賀に詰め寄った。しかし、滋賀の#12ブロック・モータム選手を中心とした高確率なオフェンスに対し、福岡は前半を10点ビハインドで終えた。

後半に入ると、福岡はディフェンスの強度を増し、滋賀のターンオーバーを誘発した。ギャビンのインサイド、#34パブロのフォローなどで一気に2点差まで詰め寄ったが、福岡のファールが5つを超え、滋賀にフリースローの得点を重ねられてしまった。最終クォーターでは、パブロのゴール下ねじ込みや#24谷口のアタックなどで52-58と6点差まで詰め寄ったが、最後は滋賀に逃げ切られ、結局は敗戦となった。

試合後、ラモン・ロペス・スアレスHCは「前半は点差を離されましたがなんとか食らいついていた。しかし今回はゲームを通して滋賀のほうがディフェンスもオフェンスも上回っていた。4月にもう一度リベンジできる機会があるので、そこに向けて練習していきたい」とコメントした。

また、寒竹隼人選手は「滋賀が昨日から対策を練ってきて、それに僕たちが対応できなかったことが原因の一つかと思います。滋賀との再戦のチャンスは4月にあるので、そこに向けてしっかり気持ちを1回作り直すことと、この週末の金、土で照葉ですぐ試合を控えているので切り替えてライジングの強さをチームでもう1回確認して試合に臨みたい」と述べた。

次戦は福島との試合を控えており、短い期間での連戦となるが、全員で同じ方向を向いて信頼して連勝できるように頑張ると、ラモン・ロペス・スアレスHCは語った。