生田絵梨花、ソロデビュー作「capriccioso」リリース

生田絵梨花がついにソロデビューを果たし、そのデビュー作となる1stEP「capriccioso」が2024年4月10日にリリースされた。この作品は、生田自身が作詞作曲を手掛けた楽曲を中心に、歌とピアノのハーモニーでリスナーの日常に寄り添う音楽を紡いでいる。タイトルの「capriccioso」は音楽用語で”気ままに” “気まぐれに”という意味を持ち、生田自身が名付けたものだ。

また、この作品には柳沢亮太(SUPER BEAVER)が提供した「だからね」という楽曲も収録されている。生田は柳沢の音楽に影響を受けており、その楽曲提供は直接の対話を経て行われた。生田自身の日々の感情や音楽に対する姿勢を柳沢に伝え、それを元に楽曲が制作された。

その「だからね」のミュージックビデオ(MV)が公開され、その中で生田は1分以上にわたるアカペラを披露した。このMVは下北沢CLUB251で撮影され、この場所はSUPER BEAVERがインディーズ時代に初のワンマンライブを行った場所である。モノクロの映像に映し出される生田の真剣な表情や、一言一言を大切に歌う姿からは、ソロデビューへの強い決意が感じられる。MVの監督は大久保拓朗が務めた。

さらに、リリース日である4月10日の20:00からは「生田絵梨花1st EP「capriccioso」RELEASE SPECIAL YouTube LIVE」が開催される。このライブでは、この日だけのスペシャルなコラボレーションも予定されている。

生田は、「だからね」について、「考えや感情は日々彷徨って、時にがんじがらめになったり見失うこともあるけれど、柳沢さんに『だからね』という楽曲をいただいて、戻ってこられる心の居場所ができたような感覚でした。」とコメントしている。また、MVのアカペラについては、「しびれましたが、張り詰めた空気の中で言葉の1つ1つがびしびしと心に響き渡っていきました。そのライブ感がそのまま画面を越えて伝わるといいな、と思います。」と語っている。

生田絵梨花のソロデビューとなる1stEP「capriccioso」は、彼女自身の感情や音楽に対する姿勢を反映した作品となっており、その中には彼女の強い決意も感じられる。そのデビュー作を通じて、彼女がどのような音楽を紡ぎ出すのか、今後の活動にも注目が集まるだろう。