ゼットリンカー、学習塾哲志会の変則時間割自動編成システムを開発
株式会社ゼットリンカーは、学習塾「哲志会」(東京都町田市・鶴川教室)から受託した定期試験対策授業の変則時間割自動編成システムを本番リリースしたと発表した。開発は2026年7月に着手し、約1.5ヶ月でリリースに至った。試験期間ごとに発生していた複雑で属人的な時間割編成作業の効率化を図る。
手作業に依存していた変則時間割の編成業務
学習塾「哲志会」の鶴川教室では、定期試験前になると学校ごとに異なる試験日程や科目に合わせ、講師のシフトや教室の空き状況を考慮した変則時間割を編成していた。この作業は講師の可能時間帯や生徒の科目、部屋の空き状況を突き合わせる必要があり、長年の知識を持つベテラン職員が手作業で対応していたため、試験期間のたびに大きな時間的コストがかかっていた。
手作業を解消したいという業務課題はあったものの、具体的にどのようなシステムとして実現すべきかという詳細な要件までは固まっていなかった。

試作画面の提示と現場知識のロジック化
株式会社ゼットリンカーは、契約前の見積もり段階で試作画面(PoC)を提示し、自動化の範囲や操作イメージを画面を通じてすり合わせた。これにより、要件定義書だけに頼らずに認識のずれを防ぐ進め方を採用した。

開発においては、試験日程・科目・講師の可能時間帯・部屋の定員といった条件に加え、クラスの合併条件や試験前日の扱い、時間割を複数回に分けて確定・配布する段階的な運用などのソフト制約をロジックに落とし込んだ。システムエンジニアの藤解 神羽は、平日にコマが集中する傾向や空きコマを作らない工夫といった暗黙のルールを言語化し、実際に配布されていたWord文書の解析や実績シフトを用いた検証を重ねて再現したとしている。
実データによる検証結果と運用開始後の対応
マッチングエンジンの品質確認では、過去に配布された時間割(Word文書)とシステムの生成結果を照合したテストにおいて、欠落・過剰・試験日程の不一致が0件となった。また、講師の稼働実績をエンジンに入力して再実行したテストでも、対策コマの未充足は0件を記録した。なお、この結果は実際に勤務可能な講師の枠が十分に確保された場合の検証結果であり、供給が薄い条件では未充足が生じうるとしている。
本番リリース後も、教室内で内容を確認するための時間割Excel出力機能など、現場の要望に応じた追加開発を継続している。株式会社ゼットリンカー代表取締役の金原 隆利は、現場の知識を聞き取り実データで裏付けながら、誰が運用しても同じ品質を再現できる形に落とし込む受託開発を目指している旨を述べている。
開発概要と会社情報
今回のシステム開発および株式会社ゼットリンカーの概要は以下の通り。
開発概要
- 発注元:学習塾「哲志会」(東京都町田市・鶴川教室)
- 開発:株式会社ゼットリンカー(受託開発)
- システム内容:定期試験対策授業の変則時間割自動編成システム(試験日程入力、自動マッチング、手動調整、学校別Word配布物出力、時間割Excel出力に対応)
- 開発期間:2026年7月着手、約1.5ヶ月で本番リリース(8月末まで検品対応、以降も追加開発を継続中)
- 技術構成:Next.js、React、Neon(PostgreSQL)、Firebase App Hosting、Neon Auth
会社概要
- 会社名:株式会社ゼットリンカー
- 設立:2025年4月30日
- 資本金:100万円
- 代表取締役:金原 隆利
- 所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F
- 事業内容:Web/モバイルアプリ開発・運用保守、AIソフトウェア開発、業務システム開発、DX/AXコンサルティング、自社プロダクト開発(ぜっとらぼ)
- URL:https://zetlinker.com
- お問い合わせ先:info@zetlinker.com
本記事は株式会社ゼットリンカーの発表をもとに作成。
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