米国発の栄養モニタリングサービス「Vivoo」日本上陸
大塚製薬は、米国のビボセンス社が開発した栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」の日本での展開を9月2日より開始する。Vivooは、尿をかけたストリップ(試験紙)を専用アプリで読み取ることで、人工知能と画像処理技術により自身の栄養状態をその場で測定し、その測定結果に合わせて管理栄養士が監修した食や生活習慣のアドバイスを提供するサービスだ。
近年、健康意識の高まりから、デジタル技術を活用したヘルスケアサービスが注目を集めており、一人ひとりに合わせたサポートや手軽に使用できるサービスが求められている。大塚製薬は、自身の栄養状態をより手軽に正しく知ることができれば今まで以上に健康的な生活を送ることができると考え、生活習慣を見直すきっかけとなるVivooをビボセンス社と共同で日本人向けにローカライズした。
Vivooアプリおよびストリップ(試験紙)を用いた本サービスの展開開始に伴い、ストリップ(試験紙)を大塚製薬の通信販売「オオツカ・プラスワン」にて9月2日より販売する。定期的な測定で日々の変化の可視化や行動変容のきっかけにもつながるVivooを通して、大塚製薬は人々の健康をサポートしウェルビーイングな社会の実現を目指す。
Vivooは、ヘルステック先進国である米国で2020年に誕生したサービスで、100カ国以上のユーザーに使われ、世界中の人々の健康に貢献している。日本版Vivooアプリでは、水分レベル、肉/野菜バランス、ビタミンC、食塩摂取量、骨の健康にかかわるミネラル、酸化ストレスの6項目を測定できる。
本サービスは、18歳以上の健康な方を対象にしており、栄養状態のモニタリングを目的に設計されている。過去数日間の栄養状態が測定結果に反映されるが、特定成分の慢性的な過剰・欠乏状態を評価するものではなく、疾病等の診断・治療・予防を目的とするものではない。
大塚製薬は、今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念のもと、人々の健康維持・増進に貢献していく。