コロプラ生成AI社内調査 81.1%が業務時間削減を実感 自作ツール1,091個
株式会社コロプラは、全社員を対象に実施した生成AIの活用実態に関する社内アンケートの結果を公表した。調査によると、81.1%がAI活用によって業務時間を削減できたと感じており、1人あたりの短縮時間は月間換算で約25.8時間相当となった。また、社員自らが作成した自動化の仕組みは合計1,091個にのぼり、業務効率化だけでなく企画やアイデア出しの質向上にも寄与している実態が明らかになった。
業務時間の削減と月間約25.8時間の効率化

アンケートでは、81.1%が「AI活用によって業務時間を削減できたと感じる」と回答した。削減できたと感じる社員が自己申告した時間をもとに推計したところ、1人あたりの短縮時間は月間換算で約25.8時間相当となった。
現場からは、ステージ作成の自動化ツール作成による作業時間圧縮や、新機能実装の見積もり短縮、ファイル検索作業の時間短縮といった声が上がっている。

なお、本調査は2025年9月時点で566名の全社員を対象に実施され、423名(エンジニア164名、エンジニア以外259名)から有効回答を得ている。
企画やアイデア出しなどクリエイティブ制作精度の向上
調査結果によると、78.5%が「業務上の課題発見や、企画・アイデア出しの質が改善した」と回答した。さらに、発想の質の改善を実感した社員のうち91.6%が「実際の実行・制作の精度向上につながっている」と回答している。

社員からは、漠然とした課題感を整理するためのAIとの壁打ちや、ゲーム内の膨大な数値・スキル組み合わせの検証、バイブコーディングによるプロトタイプ作成と手戻り削減などの活用事例が寄せられている。
現場発の自動化ツール作成と社内ナレッジ共有
回答者の52.7%が、自分自身で業務効率化のための自動化の仕組み(Gem・スキル・Bot等)を作成した経験があると回答した。エンジニア以外のバックオフィス部門を含めてツール制作が行われており、作成経験のある223名の自己申告による合計作成数は1,091個(1人平均4.9個、最大30個)となった。

社内では、人事戦略部主導でバックオフィスメンバー向けに毎週実施される「AIナレッジ共有会」や、技術広報チームを中心にエンジニアを対象としたAI活用勉強会が定期開催されている。

全社的な推進体制とAI活用方針
同社は「創作の主体は常に人である」という前提のもとでAI活用を進めており、2025年4月にCIO室配下の専門組織として発足した「AIイネーブルメントグループ」を中心にツールの導入やナレッジ共有を推進している。

上席執行役員CIOの菅井健太氏は、「AI活用はそれ自体が目的ではなく、あくまでサポーターであり、何を面白いと感じ、お客様にどんな体験を届けるかを決めるのは、最後まで人です」と述べている。
株式会社コロプラ 会社概要
- 社名:株式会社コロプラ
- 所在地:東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト5F・6F
- 設立:2008年10月1日
- 代表者:代表取締役社長 上席執行役員 CEO 宮本貴志
- 事業内容:モバイルゲーム、コンシューマーゲームの開発・提供/XR、メタバース、ブロックチェーンゲームの開発・提供/ライブ・エンターテインメント周辺事業およびサービスの提供/国内外の未上場企業への投資およびファンド運用
- コーポレートサイト:https://colopl.co.jp/
本記事は株式会社コロプラの発表をもとに作成。
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