しるこサンドの松永製菓、愛知に新店舗「シルコッテ」オープン

松永製菓株式会社は、2024年9月6日に愛知県小牧市の本社工場向かいに新店舗「SHIRUKOTTE(シルコッテ)」をグランドオープンする。同社は1936年の創業以来、「しるこサンド」などのビスケット製品や和洋折衷スイーツを手掛けてきた老舗メーカーだ。

コロナ禍を経て、消費者のスイーツ需要は二極化し、日常に彩りを加えるプレミアムなスイーツを望む声が高まっていると感じた同社は、若手社員の発想を生かした新ブランドの店舗を立ち上げることにした。

店舗2階には、製造工程や歴史を学び、親子で楽しめるアレンジレシピを体験できる講座などを行えるキッチン付の多目的ルームを併設。地元企業を知ってもらう取り組みや、季節ごとの商品を使ったイベントを開催する予定だ。

店舗で販売する商品は、20~30代の若手社員が中心となってアイデアから味わい、パッケージに至るまで手掛けた。店名の由来にもなった「KOTTE(松ぼっくり)」をイメージしたシュークリーム「シューコッテ」や、まるでトーストのようにお好みの厚みと食感を楽しめるクッキー「とーすと(みたいな)くっきー」など、ユニークな商品が並ぶ。

シューコッテ(あんバター/カスタード) 1個324円(税込)
とーすと(みたいな)くっきー 4まい/6まい/8まい 各486円(税込)

店内では、「しるこサンド」の製造工程を窓越しに見学できるほか、店内のあちこちに同商品のモチーフが散りばめられており、隠れしるこサンドを探す楽しみもある。

松永製菓は今後も、地元小牧市を中心に愛知県を代表するブランドとなることを目指し、挑戦を続けていく方針だ。