香取啓介編集委員がMedia is Hopeの2026年上半期個人賞を受賞
株式会社朝日新聞社の香取啓介編集委員が17日、気候変動問題に関する報道を応援する一般社団法人Media is Hopeが発表した2026年上半期の個人賞に選ばれました。同賞は、気候変動問題の解決につながる報道や取り組みを行ったメディア関係者に贈られるものです。事実だけでなく背景にある構造や解決への糸口まで捉える香取編集委員の報道が、国内の気候変動報道を先導していると評価されました。
受賞の理由と評価
同団体のホームページによると、香取編集委員は2026年上半期だけで気候変動・環境・エネルギー分野の30本以上の記事を報じました。世界初の脱化石燃料会議を国内メディアで唯一現地取材した際には「サンタマルタ会議 四つのポイント」で要点を整理し、駐日大使等へのインタビューを通じて会議の持つ意味や日本の関わり方まで掘り下げました。気候訴訟や若者など解決に向けて尽力する人々の動きも追い、事実の報道にとどまらず「私たちはどうするべきか」を問い続ける姿勢が、国内の気候変動報道を牽引していると高く評価されています。
なお、朝日新聞社では過去に2024年間賞で市野塊記者が個人賞を受賞し、石井徹元編集委員が殿堂入りをしています。
香取啓介編集委員の経歴と主な執筆記事
香取編集委員は2002年に株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田克)へ入社しました。2017年から3年半にわたりワシントンで特派員を務めた後、科学みらい部(現くらし科学医療部)次長を経て2025年から現職に就任し、主に気候変動や環境分野の記事を執筆しています。

香取編集委員が執筆した主な記事は以下の通りです。
- 「気候変動対策は各国の義務」 バヌアツの若者が動かした国連法廷
- 対米投資第1弾、脱炭素に逆行 日本の温室ガスの2割相当を排出か:朝日新聞
- 初めて脱化石燃料を議論したサンタマルタ会議 四つのポイント:朝日新聞
香取編集委員のコメントとMedia is Hope AWARDの概要
受賞にあたり香取編集委員は、「科学的な知見に基づいて脅威や影響を正確に伝えるとともに、対策や解決への手がかりを示し、社会にちらばる問題意識をもつ人どうしをつないでいける報道を目指したいと考えています」とコメントしています。
表彰を行った一般社団法人Media is Hopeは、気候変動を解決できる社会の実現に向けて気候変動報道の強化をサポートする団体です。メディアや市民、企業などのステークホルダーをつなぐ架け橋として活動しています。Media is Hope AWARDでは、解決策に焦点を当てるソリューションジャーナリズムや、オーディエンスとの対話・協力を通じて課題解決を図るエンゲージドジャーナリズムなどの報道や取り組みを表彰しています。
本記事は株式会社朝日新聞社の発表をもとに作成しました。
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