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テスホールディングス子会社、EFBペレット製造で世界初のGGL認証取得

テスホールディングス株式会社の連結子会社であるPT PTEC RESEARCH AND DEVELOPMENT(以下、PTEC社)は、農作物残渣由来のバイオマス燃料であるEFBペレットの製造においてGGL認証(Green Gold Label)を取得した。公開情報に基づく同社調べ(2026年9月18日時点)によると、本取り組みにおけるGGL認証の取得は世界初となる。

原料調達から製造までサプライチェーン全体で認証を取得

GGL認証は2002年に発足した持続可能なバイオマス認証制度の一つで、調達されたバイオマス製品が持続可能な方法で生産されていることを第三者機関が証明する国際的な認証である。

インドネシア 北スマトラ州に拠点を置くPTEC社は今回、原料の調達からEFBペレット製造実証工場での加工、製品としてのEFBペレットに至る一連のサプライチェーンに対して同認証を取得した。EFB(Empty Fruit Bunch)とは、アブラヤシからパーム油を搾油する際の副産物(残渣)である椰子空果房を指す。

放置される農作物残渣の有効活用と環境負荷低減へ

世界最大のパーム油生産国であるインドネシアにおいて、パーム油産業は経済を支える重要な基盤となっている。一方で、搾油時に大量発生するEFBは大半が有効な活用方法のないまま放置されており、土壌汚染や腐敗時に発生するメタンガスが問題視されている。メタンガスの地球温暖化係数(二酸化炭素を基準に温室効果ガスの温暖化能力を表した数字)は二酸化炭素の約28倍とされる。

PTEC社はEFBをペレット化してバイオマス燃料として活用することで、農作物残渣の有効活用と環境負荷の低減に取り組んでいる。この事業は、天然資源を国内で加工・高付加価値化して輸出するインドネシア政府の「下流化」政策にも合致しており、現地での産業発展や雇用創出への貢献も期待されている。

2030年に向けて年間10万トンの製造能力確立を目指す

テスホールディングス株式会社は、2030年6月末までの経営計画を定めた中期経営計画「TX2030」において「資源循環型バイオマス燃料事業」を注力事業分野の一つに掲げている。EFBやPKS(パーム椰子の種からパーム油を搾油した後に残った椰子殻)といった農作物残渣を活用し、サーキュラーエコノミーとストックビジネスの拡大を図る。

EFBペレットについては量産化に向けた研究開発を継続し、大規模商業化に向けて中期経営計画期間内に10万t/年の製造能力の確立を目指す方針だ。

本記事はテスホールディングス株式会社の発表をもとに作成されています。

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