豊島区でマルチスポーツ体験会が開催、バレー⽯川祐ら登場で盛況

株式会社デサントは8月26日、東京都豊島区の南長崎スポーツセンターにて、区内の中学生を対象としたマルチスポーツ体験イベント「Team DESCENTE スペシャルイベント」を開催した。

同社は、子どもたちのウェルビーイングの実現や生涯スポーツへの意欲向上を目的とした活動の一環として、小中学生の時期に複数のスポーツを経験することが将来の競技力向上や生涯スポーツの可能性拡大につながるという考えのもと、マルチスポーツの実施を推進している。

<体験:バレーボール>
<体験:水泳>

今回のイベントでは、同社と契約するアスリートを中心とした講師陣によるバレーボール、水泳、ブレイキンの体験と、マルチスポーツ研究の第一人者を進行役に迎えたトークショーが行われた。ゲストとして、バレーボール日本代表の石川祐希選手と甲斐優斗選手、競泳の本多灯選手が参加した。

<体験:ブレイキン>

石川選手は、「いろいろなスポーツをやってほしい。それが将来につながると思う」と述べ、自身も幼少期に野球やスイミング、体操などを経験したことを明かした。甲斐選手は、「多くの方に自分が経験したものを伝えるということで嬉しい気持ちになった」と語り、本多選手は、「種目に関係なく、スポーツは本当に楽しいもの」と述べた。

豊島区の高際みゆき区長は、「幼少期から複数の競技を経験するマルチスポーツは、運動能力の向上やけがの防止などにもつながる」と評価。比較的狭い場所でもできるアーバンスポーツなど、新しいスポーツに触れる機会を作っていきたいと述べた。

デサントは今後も、豊島区内の小中学校を対象としたマルチスポーツイベントの実施を通じて、その魅力を広く発信していく方針だ。