花王とパナソニック、洗濯の手間を軽減する洗たく用洗浄強化剤『極ラク汚れはがし』を共同開発
花王とパナソニックが共同開発した洗たく用洗浄強化剤『極ラク汚れはがし』が2024年10月1日に新発売される。本製品は、今秋発売予定のパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129DL」を含む「汚れはがし」コース搭載6機種専用の洗たく用洗浄強化剤だ。
近年、共働き家庭の増加に伴い、家事の効率化を求める傾向にある。約9割の人が「洗たくの手間をできるだけ減らしたい」と考えているが2、一方で約5割の人が洗濯機に入れる前につけ置き洗いや予洗いをすることがあると回答している3。皮脂汚れや食べこぼし汚れは通常の洗たくだけでは落とすのが困難だと考えられている。
そこで花王とパナソニックは2021年より共同開発をスタート。花王の洗たく分野での本質研究の知見とパナソニックの洗濯機開発の技術力を融合させ、「予洗い」の自動化に着目し、専用剤及び専用コースの開発を進めてきた。
『極ラク汚れはがし』は、頑固な汚れを落とすことに特化し、汚れを変質させて落としやすい状態にするという発想で開発された。より高い洗浄力を発揮するためには、本製品と洗剤の投入タイミングをコントロールする必要があり、そのために洗濯機の自動投入機能を用いて、投入タイミングと投入量の最適化を図る「汚れはがし」コースを共同開発した。『極ラク汚れはがし』と本コースの組み合わせにより、つけ置き・予洗いした洗たくと同等の高い洗浄力が実現できたという。
商品の特長としては、エリそでなどの皮脂汚れ、におい(皮脂臭・加齢臭)、食べこぼしに効果を発揮し、抗菌効果もあるとのこと。ホワイトフローラルの香りも特徴だ。