HIKEがDMMのステージ事業を承継、ライブエンターテイメント事業拡大を加速へ

株式会社HIKEは、2024年8月27日開催の取締役会において、合同会社DMM.comのステージ事業を会社分割(簡易吸収分割)により承継することを決定した。DMM.comが運営する舞台事業を中心としたエンターテインメントレーベル「DMM STAGE」は、ミュージカル「東京リベンジャーズ」や舞台『転生したらスライムだった件』などの人気舞台の主催・制作を行っている。

HIKEは、本分割によってエンターテイメント業界におけるHIKEブランドの知名度拡大を図るとともに、ライブコンサートや朗読劇、演劇やミュージカル公演といったライブエンターテイメント事業の更なる拡大を目指す。同社はポールトゥウィンホールディングスグループのメディア・コンテンツ業務を担う中核事業会社として、アニメーション、ゲーム、音楽、舞台、映画など、様々なコンテンツの企画・制作、グッズの商品化・販売までのトータルプロデュース事業を行っている。IPをアニメーション、ゲーム、音楽、舞台、映画などに展開し、その価値を最大化するIPの360°展開の取り組みを進めている。

一方のDMM.comが運営する「DMM STAGE」は、2.5次元作品を始めとした舞台制作を行っており、ハイクオリティな舞台、LIVE、映像作品などに定評がある。

より親和性の高い企業グループの中でステージ事業を成長させることを模索していたDMM.comと、IPの360°展開の更なる拡大を図るHIKEの目的が合致したことから、本分割を行うことになった。

承継時期は、今後制作予定のタイトルも含まれる都合上、2回に分けて行われる。吸収分割の効力発生日は1回目を2024年12月1日(予定)、2回目を2025年12月1日(予定)としている。