ビームス、全国134店舗で乳がん啓発キャンペーン実施

株式会社ビームスは、2024年10月1日から31日までの1か月間、乳がんに関する理解とブレスト・アウェアネスを呼びかけるピンクリボンキャンペーンを実施している。国内134店舗の試着室にセルフチェックガイドを掲出し、スキンケアブランド「MAGNIFF」のハンドクリームにセルフチェックガイドを添えて配布する。

日本の女性が最もかかりやすいがんが乳がんであり、早期発見で治りやすいという現状を受け、ビームスは乳がんを正しく理解するための情報発信と、日常的に胸の状態を意識するブレスト・アウェアネスの習慣を身につけるためのきっかけ作りに取り組む。

女性用試着室にセルフチェックガイドを掲出し、着替えるついでに簡単なセルフチェックを促す活動を中心に継続。ブレスト・アウェアネスを身につけることで小さな変化に気付けるようになると同時に、乳がん検診を受けることや医療機関に相談することに対するためらいが軽減されることを期待している。

また、日本発のジェンダーレスなスキンケアブランド「MAGNIFF」のハンドクリームのサンプルパウチを2つ、胸のセルフチェックガイドを載せたカードを添えて配布。手のぬくもりを通して優しく広がる香りでリラックスしたら、そのまま続けて胸のセルフチェックへとつなげてみることを提案している。

ビームス 新丸の内のショップウィンドウに展示される、宮崎知恵(STOMACHACHE.)によるピンクリボンキャンペーンアート

キャンペーンビジュアルとセルフチェックガイドのイラストは、人気イラストレーター宮崎知恵(STOMACHACHE.)による描き下ろし。ビームス公式サイト内のピンクリボンキャンペーン特集ページでは、自分の身体のことを知り大切な人にも寄り添うために、乳がんに関する正しい知識を発信。社内スタッフからあげられた乳がんに関する素朴な疑問に保健師が答えるコラムも企画している。

日本の女性の9人に1人が生涯のうちに乳がんにかかると言われ、30歳代後半から増加し40歳以上の働き盛りの年代で多く発見されている。男性にも稀に症例がある。ビームスは、顧客とスタッフ、その家族や大切な人のためにピンクリボンキャンペーンを続けていく。