ユニファと「みてね」のMIXIが資本業務提携、保育ICTと家族アルバムアプリ連携へ

保育や子育てに関する社会課題の解決を目指すユニファ株式会社は、株式会社MIXIと資本業務提携を締結したと発表した。この提携により、ユニファが提供する「ルクミーフォト」とMIXIが提供する「家族アルバム みてね」のサービス連携を強化し、保育施設で撮影したこどもの写真から始まるコミュニケーションと家族の幸せを世界中で広げていくという。

ユニファは、IoTやAI/ChatGPTなどの最新テクノロジーを活用した保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」を提供しており、2024年8月時点でルクミーシリーズの導入数は20,000件以上に上る。一方、MIXIはこどもの写真や動画を家族間で共有できるアプリ「みてね」を提供し、国内外2,000万人以上のユーザーに利用されている。

両社の連携により、ルクミーフォトを更に多くの保育施設に普及させ、撮影した写真をみてねに連携することで、より多くの家族にこどもたちの成長の瞬間を届けることが可能になる。具体的には、ルクミーを利用していない保育施設向けに、導入費用無料の「ルクミー みてねプラン」を開始。また、ルクミーフォトで撮影された写真がみてねと自動連携される機能も提供される予定だ。

さらに、業務提携開始を記念して、「ルクミー みてねプラン」に新規加入し、在籍園児数が60名以上の保育施設に対して年間6回の無料カメラマン派遣キャンペーンを実施する。

ユニファ代表取締役CEOの土岐泰之氏は、「写真を起点としたMIXI様との本資本業務提携を大変嬉しく思っています。今後も革新的なサービスを提供し続けていきます」とコメント。MIXIの笠原健治氏も、「ルクミーフォトの写真をみてね内でシームレスに閲覧・共有できることが決まり、とても嬉しく思っております」と述べている。

両社は今後、こどもを起点とする家族に関する新しい価値の創造に努め、様々な連携を検討していくとしている。