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エス・エム・エス、障害者雇用の職場改善で機構理事長賞優秀賞を受賞

株式会社エス・エム・エスは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)による令和8年度障害者雇用職場改善好事例において、「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞 優秀賞」を受賞した。2026年9月15日(火)に開催された障害者雇用優良事業所等表彰式にて表彰を受けた。同社の障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」におけるデジタル技術を活用した取り組みが高く評価された。

今回の表彰における募集テーマ「デジタル技術の活用」に対し、同社では主に3つの施策が評価された。

1つ目は体調の可視化と早期介入である。社員が体調管理ツールへ記録することを習慣化して自身の体調の波に気づけるようにし、記録に基づく面談によって不調時に上司が早期介入できる体制を整えている。

2つ目は業務のスモールステップ化だ。クラウド型のタスク管理ツールを導入し、画面上で「一目でわかる手順メモ」を参照できるように設定するなど、全職員が迷わず同一のクオリティで業務を完結できる仕組みを構築している。

3つ目は生成AIを活用した無意識の不安の言語化である。未来の自分から今の自分に書いた励ましの手紙を受け取る「未来レター」の取り組みを通じ、無意識の不安を言語化して具体的な希望へ書き換える支援を行っている。

障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」の実績

同社は2018年に社内業務を受託する障害者雇用組織を立ち上げ、2020年からは障害者雇用の内製化に注力してきた。現在、障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」は約90名規模で、そのうち精神・発達障害のある方が9割を占めている。本社の同一オフィスにて、人事・経理から営業事務、PC・タブレットのキッティングまで400種類を超える業務を機能別のチームに分かれて担っている。

同グループでは障害のある社員がチームリーダーを務めるほか、最大3カ月のトライアル勤務制度を経て事業部へ異動し、専門担当として活躍する社員も生まれている。入社1年以上を経過した社員の正社員登用率は80%、入社3年後の定着率は85.0%(2021年度・2022年度入社者)となっている。

シェアード推進部 シェアードサービスグループ 責任者 佐々木 一哉は「私たちは、デジタル技術を活用し、誰もが自分らしく働ける環境の構築に注力してきました」とした上で、実践で得た知見を障害福祉領域の総合支援ブランド「かべなし」事業を通じて広く社会や他社へ還元したいと述べている。

2030年に向けた規模拡大と今後の展望

同社は今後、一人ひとりの特性に応じた配慮とプロフェッショナルとしての品質担保を両立させる組織運営を続け、シェアードサービスグループを2030年に向けて約200名規模へ拡大することを目指す。

また、社内の内製化知見をブラッシュアップするとともに、「かべなし」法人向け障害者雇用支援サービスを通じて多くの企業の障害者雇用を支援し、障害によって生きづらさを抱えている人たちのウェルビーイング向上に貢献していく方針である。

株式会社エス・エム・エスの概要

  • 所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
  • 代表者:代表取締役社長 髙畑正樹
  • 会社設立:2003年4月
  • 資本金:25億5,172万円(2026年3月31日現在)
  • 従業員数:連結4,660人、単体3,214人(2026年3月31日現在)
  • 事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、サービスを展開
  • URL:https://www.bm-sms.co.jp/

本記事は株式会社エス・エム・エスの発表をもとに作成。

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