日本財団電話リレーサービスが電話アプリヨメテルの大幅な機能拡充を実施
一般財団法人日本財団電話リレーサービスは、2026 年 9 月 17 日に、通話相手の声を文字にする電話アプリ「ヨメテル」の大幅な機能拡充を行いました。今回の機能拡充は、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人へのサービスであるヨメテルによる電話利用の体験価値向上を目的としています。オペレータによる文字修正機能や音声読み上げ機能、ブラウザ版の提供などが新たに加わりました。
文字修正や音声読み上げなど3つの新機能を追加
今回の機能拡充では、文字表示の精度向上や発話困難な人への対応を含む3つの新機能が導入されました。
AIによって表示された文字の一部を文字入力オペレータが修正する「+(プラス)修正」は、AIの速度に人間の文脈理解が加わることで、通話相手の声がさらに読みやすく表示される機能です。文字化方法は、電話のかけ先や目的に応じて「AI(音声認識)」と「+修正」から都度選ぶことができます。
「TTS (Text-to-Speech)」は、ヨメテルで入力した文字を合成音声により読み上げ、通話相手に伝える機能です。吃音や声帯摘出など発話が困難な方を利用者像としてリリースされました。
さらに、パソコンやタブレットのブラウザで電話を受けたりかけたりできる「ブラウザ版」も追加されました。大きな画面で相手の声を読みたいというニーズや、TTS機能を使用する際の文字入力の利便性に着目した機能となっています。
画面表示や発信設定に関する機能
ヨメテルには、通話や画面表示を支援する多彩な機能が揃っています。
- アプリ:iOSとAndroidのアプリを提供しており、新規登録をアプリから行うと、その場で本人確認の認証がとれればオンラインで手続きが完結し、最短10分でヨメテル用電話番号が発行されます。
- 表示速度の調整:画面上で文字の表示速度を落とす機能です(通話中の変更は不可。通話相手にタイムラグを感じさせることがあります)。
- 自分の発話を表示:通話相手の声だけでなく、自分の声も文字にして端末に表示します。
- 通話内容の再表示:通話の終了後1時間に限り、端末に表示された文字を通話履歴より確認できます。
- 発信後の切替:「+修正」で発信し、混雑により待機になった場合、その場で「AI」に切り替えることができます(通話途中の変更は不可)。
- ピンチイン&ピンチアウト:表示される文字サイズを通話中に指の操作で直感的に変更できます。
- 留守番電話:留守番電話で応答した内容を、事後に文字で確認できます。
- Bluetooth 接続:Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンや補聴器を端末に接続して通話相手の声を聞くことができます。
ヨメテルは、通話相手の声をリアルタイムで文字にする電話アプリとして以下の特徴を持っています。
- 潜在的ユーザは1400万人以上(※1):電話で相手先の声がきこえにくいことがあると感じるすべての方が利用登録の対象です。
- 日本初:相手の声を文字にする方法をAI(速度重視)と+修正(正確性重視)から都度選べます。
- 通話相手の仕様:冒頭2秒の音声ガイダンスを聞いた後は、音声電話同士の通話と同様に双方「声」で会話をします。
- 通話料の負担:かけた人が通話料を負担し、相手の声を文字にする料金は発生しません。
- 24 時間 365 日の対応:緊急通報にも対応し、法律(※2)に基づく公共インフラとして安定したサービス提供を実現しています。
※1「JapanTrak 2025 調査報告」((一社)日本補聴器工業会)および「人口推計」(総務省)よリ試算 ※2「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律(令和 2 年法律第 53 号)」

本記事は一般財団法人日本財団電話リレーサービスの発表をもとに作成しました。
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