RTCテックソリューションズのテレ窓などが自治体DX展示会に出展へ
大阪府大阪市北区に本社を置く株式会社RTCテックソリューションズ(代表取締役社長:阿久津 貴史)は、2026年10月20日に仙台国際センター展示棟で開催される自治体向けDX展示会「TOHOKU DX GATEWAY 2026」の共同出展ブース「角田市×リコージャパン」において、同社が開発・提供するリモート窓口システム「テレ窓」と、グループのAtlas Direction株式会社が開発・提供する遠隔作業支援システム「Atlas Remote」が展示されることを明らかにした。
両システムは自治体の窓口や鉄道インフラの保守現場で稼働している。ブースでは宮城県角田市の窓口運用とJR九州の電力設備保守という2つの導入事例が紹介されるほか、実機の体験展示も実施される予定となっている。出展は株式会社RTCテックソリューションズの販売パートナーであるリコージャパン株式会社の取扱製品として行われる。
郵便局と市役所を接続する「テレ窓」の角田市事例と実機展示

宮城県角田市では、マイナンバーカード関連窓口が2か所に限られるなかで更新需要の急増が見込まれ、電話では市民の状況を十分に把握できず来庁が必要になる課題があった。同市は2024年度末に郵便局へマイナンバーカード関連事務を委託し、本人確認を担う市役所職員と郵便局を「テレ窓」で常時接続した。これにより、市民は郵便局で市役所窓口と同様の説明を画面越しに受けながら手続きを進められるようになった。
同システムはLGWAN環境で三層分離に適合した構成で運用されている。導入後は手続きが途中で止まる場面が減少し、更新対応を遠隔窓口に分散することで職員対応の平準化が進んだとしている。
ブースで体験展示されるオールインワン遠隔窓口セットは、カメラ・マイク・ステレオスピーカーを内蔵した23.8型モニター「Lenovo ThinkVision T24D-4v」に「テレ窓」を組み込んだ一体型パッケージである。PCやサーバ、設置工事やシステム開発が不要で、事前キッティング済みの状態で提供される。

JR九州 工務部 小倉電力区では、昼夜の輪番体制で行う電力設備の管理・メンテナンス・施工監視・安全パトロール点検に「Atlas Remote」を導入している。従来は確認者や立会者が現地へ向かうことが前提だったが、現場の作業者が装着したスマートグラスの映像と音声が事務所の確認者へリアルタイムに届くことで、現地に赴かない確認や監視立会いが可能となった。
PCのブラウザやスマートフォンからも接続できるため、トラブル時に担当者が現場や事務所を離れていても別端末からフォローでき、緊急時の早期復旧につながっている。
展示される「Atlas Remote」は、スマートグラスやスマートフォンを通じて現場の目線映像と音声を本部のPCへリアルタイムに共有し、画面への描画やポインタで指示を返せるシステムである。両眼フルHD・120型相当の表示と800万画素カメラを備えたスマートグラスによりハンズフリーで作業でき、電波が不安定な現場でも映像品質を自動調整して接続を維持する機能を備えている。
TOHOKU DX GATEWAY 2026の開催概要
展示会の概要は以下の通り。
- 名称:TOHOKU DX GATEWAY 2026[自治体向けDX展示会]
- 日時:2026年10月20日(火)10:00〜17:00
- 会場:仙台国際センター展示棟(〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
- 主催:仙台市
- 後援:内閣府、総務省、デジタル庁、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
- 対象:自治体職員の方、その他DXに関心をお持ちの方
- 入場料:無料(来場登録制)
- 出展ブース:角田市×リコージャパン(展示カテゴリ「窓口・手続き」、小間番号「31」)
本記事は株式会社RTCテックソリューションズの発表をもとに作成。
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