三浦半島で地域活性化事業、日テレなど3社が連携

株式会社さとゆめ、日本テレビ放送網株式会社、京浜急行電鉄株式会社の3社は、日本テレビの開局70年企画「三浦半島まちづくりプロジェクト」において共創事業を開始する。このプロジェクトは、日本テレビの「豊かな時間を創出する力」を活用し、三浦半島エリアの地域課題解決に貢献することを目的としている。

さとゆめは、地域に伴走して培った実績を活かし、新たな観光プログラムや地産品の開発、人起点の地域事業化などのコンテンツ開発支援を行う。日本テレビはコンテンツ制作力と発信力を活かし、三浦半島の魅力を伝える地域密着メディアを運営。京急電鉄は、三浦半島での強力な地域ネットワークを活かし、地域事業者などの自発的な活動をつなぎ、移動需要の創出や地域消費の喚起など、沿線における賑わい創出を目指す。

この取り組みは、京急グループが掲げるエリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」と連携し、神奈川県及び三浦半島の各自治体が加入する三浦newcalファミリーと協力して進められる。計画中のプロジェクト例として、三浦半島エリアの魅力を伝える地域密着メディアの運営、自治体と連携した地域課題の解決支援、地域の生産者と連携した新たな名産品の開発とプロモーション、ふるさと納税等を活用した自治体支援などが挙げられている。

3社の強みやノウハウを活かした共創事業により、地域密着メディアを起点として開発した地域資源を全国・世界にPRしていく。この取り組みを通じて、三浦半島エリアの地域活性化やビジネス創出に貢献することが期待される。