博報堂とV、VRChatユーザー1129名を対象にメタバース生活者の実態調査を実施
株式会社博報堂の専門組織 生活者発想技術研究所傘下のプロジェクト型ラボである「メタバース生活者ラボ®」は、株式会社Vと共同で、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上で1,000名を超えるメタバース生活者を対象とした実態調査を実施しました。
本調査では、メタバース空間での日常が生活者の現実世界の購買行動や人生の価値観にどのような影響を与えているかについて分析を行っています。

VRChatなどのバーチャル空間での生活や体験、交流がきっかけとなって購入したものやお金を使ったものを尋ねたところ、アバター・衣装・アクセサリー(84.1%)や、PC・VR機器・周辺機器(78.1%)といったバーチャル世界を快適に過ごすための消費が上位を占めました。


一方で、現実世界での購買にも影響が見られており、メタバース生活をきっかけに「現実世界の旅行やイベント」にお金を使った人は15.6%、「現実世界の服・アクセサリー」は14.6%となりました。さらに「現実世界の家具・インテリア」の購入や、引越しを含む「現実世界の家」にお金を使うといった変化も挙げられています。
寄せられた声の中には、メタバース内のワールドをきっかけに元となった実際の場所へ旅行した事例や、メタバース活動時に家族へ迷惑をかけないよう住環境を見直した事例(1LDK→2DK)が確認されました。
企業のバーチャル空間への参加は約6割が経験
バーチャル空間にある企業ワールドやイベントへの参加経験については、約6割が参加したことがあると回答しました。その魅力として「フレンドと一緒に遊びながら見られる(53.2%)」や「生身の店員等のプレッシャーを感じにくい(22.3%)」といった点が挙げられており、自分のペースで楽しめるブランド体験の場として利用されている傾向がうかがえます。
また、期間限定のコンビニワールドで新商品のスムージーを作って遊んだ体験を機に、現実世界の近所のコンビニへ買いに行ったという事例も寄せられました。
調査概要
- 調査対象:期間内にメタバースプラットフォーム「VRChat」を訪れたユーザー
- 有効回答数:1,129名
- 実施時期:2026年6月30日~2026年7月21日
- 調査手法:メタバース(VRChat)空間内におけるアンケートモニター掲示
- 調査実施:株式会社V
本調査は、博報堂 メタバース生活者ラボ®と株式会社Vが共同で提供するリサーチソリューション「chot-chat」の仕組みを用いて実施されました。本調査は株式会社Vの運営体制のもと実施されたものであり、各プラットフォーム運営企業との共同調査ではありません。
調査データや詳細な内容は以下のURLで確認できます。 https://hassogiken.jp/article/chotchat_research2/
関連組織・企業概要
- メタバース生活者ラボ®
デジタル世界ならではの自分を持つメタバース生活者で構成されたコミュニティ型の研究プロジェクトです。 URL:https://metaverse-seikatsusha-lab.com/
- 生活者発想技術研究所
クライアント企業の生活者発想を推進するための研究開発を目的に2024年9月に設立された専門組織です。 URL:https://hassogiken.jp/
- 株式会社博報堂
東京都港区に本社を置き、代表取締役社長を名倉健司が務めています。
- 株式会社V
東京都品川区に本社を置き、代表取締役を藤原光汰が務めるメタバース/XR領域の事業支援企業です。「VRChat」や「Roblox」でのコミュニティ運営のほか、ソニーグループ、スクウェア・エニックス、伊藤忠商事などからの資金調達を実施しています。 URL:https://v-inc.jp/
本記事は株式会社博報堂および株式会社Vの発表をもとに作成しています。
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