ADワークスグループ子会社が商号変更、アパートメントホテル運営事業へ参入
株式会社ADワークスグループの連結子会社である株式会社ジュピター・ファンディングは、新たな事業としてホテル運営事業を開始するため、2026年9月16日付の臨時株主総会および臨時取締役会において、役員人事および商号変更を決議しました。新商号は株式会社ADWホテルマネジメントとなり、2026年10月より運営受託に向けた営業を開始します。
株式会社ADWホテルマネジメントは、東京、大阪、福岡を中心とするアパートメントホテル領域において事業を展開します。自社グループが開発・取得・再生するホテルアセットの開業・運営に加え、外部オーナーが保有する既存ホテルの運営受託やリブランディング支援、新築ホテルの企画・開業支援、レベニューマネジメント、集客・マーケティング、出口戦略支援などを手掛けます。
想定するホテルのクライテリアは以下の通りです。
- ホテルタイプ:アパートメントホテル(中長期滞在、ファミリー・グループ利用)
- 想定エリア:東京、大阪、福岡の主要エリア
- 想定客室数:20室~100室程度
事業参入の背景と市場動向
国内の宿泊需要は訪日外国人旅行者の増加などを背景に拡大しており、多人数の同室や中長期滞在に対応できるアパートメントホテルへの需要が高まっています。日本政府観光局(JNTO)の「訪日外客統計」によると、2025年の訪日外客数は過去最高の4,268万人を記録しました。また、国土交通省観光庁の「宿泊旅行統計調査」では、2025年の延べ宿泊者数は東京都が約1億790万人泊、大阪府が約5,877万人泊、福岡県が約2,548万人泊で、客室稼働率はいずれも70%を超えて全国平均の61.6%を上回っています。
さらに、東京都産業労働局の「令和7年 国・地域別外国人旅行者行動特性調査」によると、2025年に東京を訪れた外国人旅行者の宿泊数は「4~6泊」が41.8%、「7泊以上」が19.7%を占めており、複数泊需要の拡大が見られます。
株式会社ADワークスグループは、既存の一棟収益不動産事業などで培ったノウハウを活用するとともに、自己資本に依存しないノンアセット型事業の立ち上げに注力しており、今回のホテル運営事業参入はその一環と位置付けています。
今後の事業展開と目標
今後は東京、大阪、福岡を重点エリアとし、都市型アパートメントホテルを中心に運営実績を蓄積する方針です。
まずは自社開発中である第1号ホテルの「福岡博多駅前プロジェクト」(2027年秋頃開業予定)の運営開始に向けた準備を進めます。あわせて、自社開発、既存ホテルの取得、オフィスやレジデンスからの用途変更などによりパイプラインを拡充しつつ、外部オーナー等からの運営受託を推進し、2034年に運営棟数40棟、運営客室数1,500室への拡大を目指すとしています。
なお、本件が株式会社ADワークスグループの2026年12月期連結業績に与える影響は軽微であるとしています。
新役員体制と会社概要
2026年9月16日付で就任した株式会社ADWホテルマネジメントの役員体制は以下の通りです。
- 代表取締役会長:鈴木 俊也
- 代表取締役社長:吉田 淳
- 取締役:清水 学
- 監査役:山下 晴康

株式会社ADワークスグループの概要は以下の通りです。
- 会社名: 株式会社ADワークスグループ
- 所在地: 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル 5F
- 代表者: 代表取締役社長CEO 田中 秀夫
- 設立: 1886年2月
- 証券コード: 2982(東証プライム)
- URL: https://www.adwg.co.jp/
本記事は株式会社ADワークスグループの発表をもとに作成されています。
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