Dellows News

マツノケアグループ、障害や子育てと両立するキャリア形成や新制度を推進

マツノケアグループは、障害の有無や子育てなどの家庭環境にかかわらず、個人の経験や能力を評価してキャリアアップを後押しする職場づくりを進めている。社内では元客室乗務員(CA)でダウン症の子どもを育てる社員や、トゥレット症候群と向き合いながら管理職を務める社員などがそれぞれの強みを生かして活躍している。

多様な背景を持つ社員のキャリア形成

マツノケアグループでは、元CAとしてのキャリアを持ち、ダウン症の子どもを育てながら労務管理や事務職として勤務する社員のTAさんが活躍している。障害のある子どもの通院や療育など家庭の状況に合わせた働き方を整えつつ、CA時代に培った接遇力やコミュニケーション力、状況判断力を生かした役割を担っている。

また、運動チックや音声チックなどの症状が現れる神経発達症のトゥレット症候群と向き合いながら、管理職として組織を支えるSRさんも在籍している。同社では本人の実績や成果を評価し、管理職への登用など役職や待遇面へ反映させている。

配慮と正当な評価を両立する職場づくり

同社は、単に家庭や個人の事情に配慮するだけでなく、積み重ねてきた経験や能力を正当に評価することを重視している。福祉事業の知見を生かし、障害や家庭環境を生活背景の一つとして捉えながら、社員一人ひとりが力を発揮できる方法を検討している。

障害の有無によってキャリアの天井を決めず、昇進や報酬の向上につなげる環境を整えることで、すべての人の可能性を引き出す働き方の実現を目指している。

採用強化に向けた新制度と待遇改善の取り組み

マツノケアグループでは2026年9月より、介護業界への人材流入と働く人のキャリア形成を後押しする取り組みを開始した。第一弾としてリファラル採用制度を導入し、規定を満たした場合に紹介した側と紹介された側の双方へ、正社員は最大10万円、アルバイトは最大5万円を支給する。

これまでにも無資格・未経験者の資格取得費用を会社が全額負担する制度や、美容室代を補助する「美容室手当」などを導入している(各制度の適用・支給には当社規定がある)。成果や能力に応じたキャリアアップを推進しており、管理職として活躍する社員には来季年収1,000万円を見込むキャリアモデルもあるとしている。

代表取締役社長の松野竜一氏は、利用者の支援だけでなく働く社員に対しても可能性を狭めずに挑戦の機会をつくり、努力や成果を正当に評価することで、誰もが自分らしく生きられる社会を福祉から目指していく姿勢を示している。

本記事はマツノケアグループの発表をもとに作成されました。

アクセスランキング

今日

1週間