彩雲堂、宍道湖の夕景を表現した秋限定ほうじ茶羊羹「茜」を発売
島根県松江市の和菓子店、株式会社彩雲堂は、秋季限定のほうじ茶羊羹「茜(あかね)」の販売を開始した。同商品は、日本の夕陽百選にも選ばれている宍道湖の夕景やマジックアワーの情景に着想を得て作られた和菓子である。職人が手作業で色合いを調整し、夕暮れの空の繊細なグラデーションを表現している。
宍道湖のマジックアワーを錦玉と羊羹で表現


「茜」は、小泉八雲も愛した宍道湖の夕景をもとに生まれた羊羹である。製造では、まず錦玉に黄色と赤の色を重ねて夕焼けの雲を描き、さらに日が沈んだあとの空の色である青の錦玉を重ねることで、空が刻々と表情を変える時間帯の色合いを再現している。夕焼け色と青が混ざって暗く見えないよう、色の出具合を見ながら青の分量を微調整している。

通常の羊羹のように厚みを一定にするのではなく、空の表情に合わせて一舟ごとに色合いを見極めながら仕上げている。製造部部長の田中紀幸氏は、通勤時に目にする宍道湖の夕景から着想を得たといい、美しいだけでなく食べた人の心に寄り添う温かさを感じてほしいという思いを込めて作ったとしている。
厳選一番茶のほうじ茶と三瓶山の天然水を使用





素材には、選定された一番茶のみを使用したほうじ茶パウダーを採用している。香ばしい風味をより感じられるよう、女性社員の意見を受けてパウダーの使用量を当初の約2倍に調整した。こし餡に練り込むことで、香ばしさと甘みが重なる味わいに仕上げられている。
仕込み水には、島根県・三瓶山の地層で濾過され、地下70メートルから汲み上げられる天然水「さひめの泉」を使用している。

棟方志功による屋号文字と調和するパッケージ
彩雲堂の屋号の文字と包装紙の絵柄は棟方志功が手がけており、「茜」のパッケージもその力強く温かな世界観に寄り添い、伝統的な意匠と調和するデザインとなっている。

彩雲堂は1874年創業で、2024年に創業150年を迎えた。松江藩7代藩主・松平不昧公ゆかりの代表銘菓「若草」をはじめとする和菓子を製造・販売しており、2026年現在、全国和菓子協会が主催する「選・和菓子職」の認定者が7名(うち現代の名工1名)在籍している。
商品概要
- 商品名:秋季限定・ほうじ茶羊羹「茜(あかね)」
- 販売期間:2026年9月2日(火) ~ 11月中旬
- 販売価格:半棹 1,080円(税込)
- 販売場所:彩雲堂各直営店舗、オンラインショップ、県外催事等ほか
- 商品ページ:https://netshop.saiundo.co.jp/view/item/000000000257
本記事は株式会社彩雲堂の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



