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Rodi、対人認知デバッグアプリMADOのiOSとAndroid版を正式リリース

Rodi(事業主:鈴木聡)は、対人認知デバッグアプリ「MADO(マド)」のiOS/Android版を9月に正式リリースした。同アプリは、ADHD・ASD・HSP・16タイプといった枠組みで語られてきた特性を横断して読み解き、診断名ではなく30の指標の濃淡として示すことで、人間関係の摩擦軽減を目指す。8月より先行公開されていたiOS版に続き、Android版が公開されたことで両OSでの提供が揃った。

診断名を出さず30の指標を「ひとつの窓」として可視化

MADOは、80の設問から導かれた30の指標を「実行機能」「感覚処理」「社会認知」「構造化」「情動制御」の五つの領域に分類し、その濃淡を窓のかたち・景色・色・飾りへと変換して表示する。組み合わせは640万通りにおよび、同じ窓は生まれにくいつくりとなっている。

同アプリが診断名を出さない理由として、ラベルが先行することで自己理解が狭まることを防ぐ意図がある。結果画面には診断名などのラベルを表示せず、指標はすべて両極で示され、数値が低いことも「足りない」ではなく反対側の性質が満ちている状態として扱われる。

なお、MADOは医学的な診断・治療・予防を目的としたものではなく、医療機器でもない。分析手法については特許出願中としている。

当事者視点で設計された8つのアプローチ

アプリ内には、制作者自身の葛藤やニーズに基づいて設計された以下の機能が搭載されている。

  • ADHD・ASD・HSP・16タイプなどを重ね合わせて構造化する「複合分析」
  • 2人の特性パラメータを並べて摩擦のポイントを客観視する「比較分析」
  • 相手の行動傾向から推測して仮の比較が行える「仮想分析」
  • 自分の思い込みとリアルな結果の差分を比較する機能
  • 分析結果を簡単にやり取りできる「データ受け渡し機能」
  • 開示範囲を自分でコントロールできる「相互バイオリズム表示」
  • 未知の思考パターンをエンタメ感覚で理解・コレクションできる「パーツ図鑑」
  • AIに手紙を渡して2人の間に起きていることを分析する「AI相談機能」

開発背景と「窓」に込められた距離感

厚生労働省の「生活のしづらさなどに関する調査」によると、発達障害と診断された人は平成28年の約48万人から令和4年の約87万人へと増加している。また、診断には至らないものの特性を持つ、いわゆる「グレーゾーン」の人は約10人に1人ともいわれる。

開発者自身もADHDの強い特性やASD傾向などを抱え、「感情的な共感」の難しさから生きづらさを感じていた経験を持つ。中立な第三者のデータによって自身の特性を客観的に知ることで納得感を得た体験が、開発の原点となった。

アプリのコンセプトには、認知科学における「二重共感問題(Double Empathy Problem, Milton 2012)」の考え方が反映されている。すれ違いは一方の欠陥ではなく双方向の問題であるという視点から、ドアのように踏み込むのではなく、窓のようにお互いが自分の場所に立ったまま理解をやり取りする距離感を提案している。

事業主の鈴木聡氏は「伝わらないことを、どちらかの努力不足として片づけたくありませんでした」とし、相手を変えたり自分を偽ったりするのではなく、つくりが違うことを理解するためのツールとしてMADOを開発したと説明している。

今後の展開とアプリ概要

現在は個人と個人のあいだに置く道具として提供されているが、今後は家庭やチームなど複数人の関係にも同様の考え方を広げていくことを検討している。詳細な時期や内容については、決定次第あらためて告知される予定だ。

MADOの提供概要および事業者の情報は以下の通り。

提供概要

  • 名称:MADO(マド)
  • 対応OS:iOS / Android
  • 配信地域:日本
  • 価格:無料(アプリ内課金あり)
  • MADO プレミアム:月額1,200円/年額9,800円(自動更新)
  • コイン:500枚 500円
  • App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6797202557
  • Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.madoofficial.mado
  • 公式サイト:https://mado-lp.com/
  • 備考:無料のままでも80の設問に答えて自分の窓をつくり、2つまで保存可能。バイオリズムの記録は7日分残る。

事業者概要

  • 屋号:Rodi(ロディ)
  • 事業形態:個人事業主
  • 事業主:鈴木聡
  • 所在地:〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町44番地 協栄ビル2階 京都朱雀スタジオAY-104
  • 事業内容:体験型コンテンツの制作、ウェルネスコミュニケーションアプリの開発
  • サイト:https://rodi-site.vercel.app/

本記事はRodiの発表をもとに作成されています。

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