大和ライフネクスト、淀屋橋ゲートタワーに清掃ロボット5台を導入
大和ハウスグループで東京都港区に本社を置く大和ライフネクスト株式会社(代表取締役社長:齋藤 栄司)は、統括管理を担う大型複合ビル「淀屋橋ゲートタワー」に5台の清掃ロボットを導入した。建物設備と連携した次世代建物管理モデルを構築し、人とデジタル技術が協働する建物管理の高度化を推進している。

導入の背景と課題
建物管理業界では深刻化する人手不足を背景に、管理品質の維持と業務効率化の両立が求められている。オフィスと商業施設が共存する延床面積約13万㎡の大型複合ビルである淀屋橋ゲートタワーにおいても、安定した管理品質の提供と効率的な運営体制の構築が目指されてきた。
清掃ロボットの導入が進む一方で、大型複合ビルではエレベーターや防火戸が移動の障壁となり、人の介在が必要になるケースや、複数フロアにわたる広域運用、ロボットの保管・メンテナンス方法が課題となっていた。そのため同社は、建物計画段階からロボットの配置場所や利用エレベーター、運用方法の検討を進めてきた。
設備連携による自律清掃の仕組み


今回の取り組みでは、オフィスフロア3階から27階までの共用廊下を対象に清掃ロボットが自律清掃を実施する。ロボットは主に利用者の少ない夜間帯に稼働し、クラウド通信を介してエレベーターと連携することで、人の手を介さずにフロア間を自動で移動する。
さらに、常時閉鎖されている防火戸とも連携し、ロボットの接近に応じて扉が自動開閉する仕組みを構築した。これにより、ロボットがバックヤードと清掃エリアを自律的に往来できるようになり、充電や保管、日常的なメンテナンスをバックヤードで行うことが可能となった。
なお、本取り組みは株式会社Octa Roboticsが提供するロボット連携プラットフォームおよび株式会社アイウイズロボティクスの清掃ロボットを活用して実現している。
人的作業負荷を約6割削減へ
オフィスフロア3階から27階までの共用廊下における自律清掃運用により、清掃業務の人的作業負荷について約6割の削減を見込んでいる。ロボットによる定時・定ルートでの清掃と、清掃スタッフによる対応を組み合わせることで、効率化と管理品質の維持・向上の両立を図る。導入効果の試算では、将来的に導入コストを上回る投資対効果を見込んでいるという。
同社は今後も淀屋橋ゲートタワーでの運用を通じて管理手法のさらなる高度化に取り組み、持続可能な運営体制の構築を推進するとしている。
大和ライフネクスト株式会社の概要
- 所在地:東京都港区赤坂5-1-33
- 設立:1983年3月8日
- 資本金:1億3,010万円
- 代表者:代表取締役社長 齋藤 栄司
- 事業内容:マンション管理事業、ビル・商業施設等管理事業、建設業、警備事業、貨物利用運送事業、損害保険・生命保険代理店事業等
- URL:https://www.daiwalifenext.co.jp/
本記事は大和ライフネクスト株式会社の発表をもとに作成。
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