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NITACO、足場積算AIの無料デモ受付開始 拾い出しを20分以内に短縮

建設業界に特化した営業代行・BPO・AI開発事業を展開する株式会社NITACO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新田顕大)は、足場工事の積算に特化したAIサービス「足場積算AI」の無料デモの受付を開始しました。

同サービスは、平面図・立面図をアップロードするとAIが建物の寸法を読み取り、スパン割りから掛面積、支柱・布材・アンチ・ジャッキベースといった部材数量までを自動で算出します。これにより、従来は1棟あたり6〜8時間かかっていた拾い出し作業を、アップロードから内訳書の出力まで20分以内に短縮できるとしています。

開発の背景と手作業における課題

足場工事の積算は、図面をスケールで当たってスパンを割り、層数や部材を数える作業を引き合いのたびに行う必要があります。延べ1,200㎡前後の外部足場では1棟あたり6〜8時間を要し、図面の差し替えが発生すると掛面積からやり直す必要がありました。

また、スパン割りの組み合わせは属人化しやすく、担当者によって部材数や金額に差が生じるほか、隅角部、階段、ブラケット、朝顔、壁つなぎなどの付帯部材は拾い漏れが発生しやすいという課題がありました。積算担当者が限られていることで、引き合いが重なった際に見積もりを出せないケースもあることから、拾い出しの手順そのものをシステム化するために本サービスが開発されました。

足場積算AIが持つ3つの特徴

本サービスには主に3つの特徴があります。

1つ目は積算手順の自動化です。平面図・立面図から通り芯・外周長・階高・開口を認識し、面ごとに建地間隔を割り付けて隅角部の納まりと層数を決定します。スパン数と層数から支柱・布材・布板(アンチ)を展開し、メッシュシートなどの養生材は掛面積から枚数に換算します。紙図面のスキャン画像にも対応しており、寸法線がない図面でも基準寸法を1箇所指定することでスケールを割り出して算出可能です。

2つ目は、4つの工法への対応と30品目以上の自動集計です。くさび緊結式・枠組・単管・吊り足場に対応し、工法ごとのモジュールや部材構成に応じた個別の積算ロジックを備えています。躯体部材、安全部材、昇降設備、付帯部材、養生材、仮設・搬入、費用項目まで30品目以上を工法別に集計し、品目の追加や名称設定も可能です。

3つ目は、既存の単価マスタや指定様式に合わせたExcel出力です。単価表、部材ごとのリース料率、基本期間と延長の設定、組立解体の歩掛を取り込んで金額を算出します。出力は元請指定の内訳書様式や自社の見積フォーマットに合わせたExcel形式で行われます。また、AIが判断に迷った箇所は「要確認」として色分け表示され、担当者が確認・調整する運用を想定しています。

導入手順と提供形態

導入に際しては、無料デモとヒアリングを通じて実際の画面を確認し、単価マスタや帳票の取り込み、過去物件との突き合わせによる調整を行います。運用開始後も単価改定や新しい元請様式への対応、工法の追加などのサポートが提供されます。

本サービスは個社開発型のサービスとして提供され、企業の業務状況や対応工法、図面形式、帳票の種類に合わせてシステムが構築されます。料金は構成に応じた個別見積もりとなっています。通信時および保存時のデータは暗号化され、預かったデータは積算処理のみに使用されます。

今後の展開とサービス概要

今後は対応工法の拡大や元請ごとの内訳書様式への対応が進められる予定です。株式会社NITACOは、積算・見積業務の属人化の解消を支援していくとしています。

  • サービスサイト・無料デモのお申し込み:https://tsukunobi.com/ai/ashiba-sekisan-ai/
  • 電話:03-6555-2078(平日 9:00〜18:00)

本記事は株式会社NITACOの発表をもとに作成しました。

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