UPDATER、タンザニアのPhotons Energyと戦略的提携を締結
株式会社UPDATERが運営する「Pole Solar」は、2026年9月15日(火)にタンザニアの現地EPC企業であるPhotons Energy Ltdとの間で戦略的パートナーシップを締結しました。この連携により、需要家の敷地に太陽光発電を導入するオンサイトPPAなどを展開し、電力供給の安定化と脱炭素化を推進します。両社は2030年度までにアフリカ全域で発電容量1GWの分散型電源を構築することを目指しています。

タンザニアは日本向けにゴマやコーヒー豆などを輸出していますが、主要電源である水力発電が干ばつや水資源の変動の影響を受けやすく、電力供給の不安定さが課題となっています。現地における電力不足や停電は、現地の生産活動のみならず、日本へとつながるサプライチェーンにも影響を及ぼしています。
こうしたリスクを軽減するため、UPDATERは「みんな電力」で培ったノウハウを活用した「Pole Solar」事業を通じて再生可能エネルギーの導入を進めています。今回の提携において、UPDATERはプロジェクトファイナンスやPPAストラクチャリング、カーボンクレジット開発、資産保有を担当し、Photons Energy Ltdは営業開拓や技術実現性調査、EPC、運用・保守(O&M)、現地オペレーションを担います。

Pole Solarの取り組みと将来構想
「Pole Solar」は、海外のサプライヤーや生産拠点にオンサイトPPAモデルで太陽光発電設備を導入し、日本と海外をつなぐサプライチェーンを支える事業です。設備はUPDATERが施工・所有し、需要家は使用した電力に応じて電気料金を支払う仕組みとなっています。これにより、需要家は初期投資を抑えつつ安定した電源を確保し、生産工程におけるCO2排出量の削減を図ることができます。

現在はタンザニアを中心に展開していますが、2029年までにケニア、ウガンダ、ルワンダなどへの展開を計画しています。国内のリユース太陽光パネルを活用した資源循環や、現地エンジニアの採用・育成を通じた雇用創出にも取り組んでおり、東京都の「グローバルサウスのGX促進プロジェクト」にも採択されています。
Pole Solar事業のプロジェクトマネージャーを務めるFathia Jombiは、このパートナーシップによって農村地域やザンジバルを含むタンザニア全土に信頼できる持続可能なエネルギーが広がることに期待を寄せています。
両社はオンサイトPPAのほか、以下の重点分野で協業を進める方針です。
- 産業用太陽光発電のさらなる拡大(2028年3月までに累計導入容量10MWを共同目標に設定)
- 太陽光ポンプの共同展開(将来的な農業・灌漑・上水道分野への拡大も視野)
- 学校・大学・病院等の施設向けクックストーブ分野での協業検討
- 農業用ため池などを活用した水上太陽光発電の共同開発
- 中古太陽光パネルのリユース・回収・リサイクルの仕組みづくり
- 再生可能エネルギーや省エネ等から生まれるカーボンクレジットの共同開発
両社の概要

株式会社UPDATER
- 所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
- 代表取締役:大石 英司
- 設立:2011年5月25日
- 資本金:1億5,382万5,500円(資本準備金 1億9,773万9,500円)※2025年12月19日現在
- 事業内容:脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開
Photons Energy Ltd
- 所在地:Opposite Suma JKT, Sakina, Arusha, Tanzania
- マネジングディレクター(代表):Thomas Richard
- 共同創業者:Daniel Moshi, Roman Shayo, Vincent Mapunda
- 設立:2012年
- 事業内容:太陽光発電システムのEPC(設計・調達・建設)、オフグリッド・ミニグリッド構築、太陽光給水・太陽熱システム、運用・保守(O&M)など
本記事は株式会社UPDATERの発表をもとに作成されています。
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