鶴岡高専が15歳からの国立高専留学構想を開始 9月27日に説明会開催へ
山形県鶴岡市の鶴岡工業高等専門学校(鶴岡高専)は、東京の中学生が15歳から親元を離れて地方の国立高専で学ぶ「国立高専留学」構想をスタートします。中学校卒業後に地方で寮生活を送りながら5年間の専門教育を受ける新しい進路の提案で、長年友好都市交流を続けてきた東京都江戸川区の中学生を主な対象としています。この取り組みに伴い、令和8年9月27日(日)に無料オンライン説明会が開催されます。
15歳からの新しい進路「国立高専留学」構想
今回の構想は、普通高校へ進学して大学受験を目指す従来の進路とは異なり、中学校卒業後の15歳から地方の寮で生活しながら国立高専で5年間の専門教育を受ける「15歳からの国内留学」を提案するものです。
鶴岡市には鶴岡高専のほか、研究機関やベンチャー企業が集積する鶴岡サイエンスパークがあり、豊かな自然や食文化、歴史など都市部とは異なる学習・生活環境が整っています。まずは友好都市である東京都江戸川区との連携を機に発信を開始し、将来的には東京をはじめ全国の中学生へ展開することを目指しています。
AI時代における実践教育と多様な進路選択
国立高専では15歳から5年間の一貫した専門教育が行われ、早い段階から実験・実習や研究に取り組みます。青年期に専門分野へ触れながら「自分で考え、手を動かし、つくる」経験を重ねる教育モデルとなっています。また、地方の高専で寮生活を送ることで、全国から集まる仲間との共同生活や地域社会との関わりを通じた学びも得られます。
卒業後の進路としては就職だけでなく、大学3年次への編入学や専攻科への進学を経て、大学院進学により研究者や高度専門職を目指すルートも用意されています。
9月27日にオンライン説明会を実施
取り組みのスタートにあわせ、中学生や保護者、教育関係者を対象とした無料オンライン説明会が実施されます。江戸川区以外からの参加も可能となっています。
説明会の概要は以下の通りです。
- 日時:令和8年9月27日(日)11:30~12:45
- 開催方法:Zoomウェビナー(ライブ)
- 対象:中学生・保護者・教育関係者
- 参加費:無料
- 参加登録URL:https://edogawa-tsuruoka.peatix.com

当日の登壇者は次の通りです。

- 冨田 勝(慶應義塾大学名誉教授、(一社)鶴岡サイエンスパーク代表理事)
- 伊藤 卓朗(鶴岡工業高等専門学校 准教授)
- 上條 利夫(鶴岡工業高等専門学校 教授・副校長)
- 司会:出野 泉花(キャスター)
鶴岡工業高等専門学校の概要
鶴岡工業高等専門学校は1963年(昭和38年)に鶴岡市に創設され、これまでに8,000名を超える卒業生を輩出しています。2015年(平成27年)には「創造工学科」の1学科4コース制に改組され、2025年(令和7年)にはデジタルデザインコースが新設されました。「理魂工才」「自学自習」を校訓に掲げています。
- 学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鶴岡工業高等専門学校
- 所在地:山形県鶴岡市井岡字沢田104
- 校長:長谷川 章
- 設立:1963年
- URL:https://www.tsuruoka-nct.ac.jp/
- 事業内容:高等専門学校・高等教育機関
本記事は鶴岡工業高等専門学校の発表をもとに作成しました。
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