全国24店舗の無人カフェ「セルフカフェ」利用者3万人突破
無人カフェ「セルフカフェ」の月間利用者数が3万人を突破した。セルフカフェ株式会社が運営するこのカフェは、名古屋を中心に全国24店舗を展開している。
「セルフカフェ」は、自宅でもカフェでもない、ありそうでなかった空間をコンセプトにしている。会員登録は不要で、ドリンクを購入すれば誰でも利用可能だ。席時間やWi-Fi利用も無制限なので、混雑状況や席時間を気にせず作業に集中できるのが特徴である。
「セルフカフェ」が幅広い世代から支持を集めている背景には、仕事の在り方の変化やSNSの発展が深く関わっている。リモートワークの普及により働く場所を選ばない人が増えている一方で、カフェで勉強することの是非がSNSで議論されることも少なくない。「セルフカフェ」は、まさに時代に適した場所であることが、幅広い世代からの支持を集める理由だ。
「セルフカフェ」は、高品質な空間と設備、誰でも気軽に利用できるスマートな無人カフェを目指している。早朝から深夜まで営業しており、ドリンクは370円から提供されている。メニューには、ブレンドコーヒーやカフェオレ、ココア、抹茶ラテなどがある。
現在、愛知県に16店舗、大阪府に3店舗、静岡県と千葉県にそれぞれ1店舗を展開している。2024年9月下旬には、愛知県内に新瑞橋店がオープン予定だ。
「セルフカフェ」は、勉強や仕事、打ち合わせなどで利用できる新しい空間として、今後さらなる成長が期待される。