GEベルノバ、青森の風力発電所向けにタービン7基を供給 ユーラスエナジーと契約
GEベルノバの陸上風力発電事業部門は、株式会社ユーラスエナジーホールディングスと、青森県むつ市および下北郡東通村に建設される29.4MWの「ユーラス冷水峠ウインドファーム」向けに風力タービン7基を供給する契約を締結しました。本契約には2年間のサービス契約が含まれ、さらに2年間の延長オプションが付帯しています。なお、本受注は2026年第2四半期に計上されました。
青森県のユーラス冷水峠ウインドファームへタービンを供給
今回の契約締結により、GEベルノバは「ユーラス冷水峠ウインドファーム」に対して「4.2MW-117m」風力タービンを7基供給します。
株式会社ユーラスエナジーホールディングスの代表取締役 兼 副社長執行役員である秋吉 優氏は、青森県における新たな風力発電所の建設を進め、両社の継続的な協力を通じて日本の再生可能エネルギー目標の達成に貢献することへの期待を示しました。
日本の風況に対応する4.2MW主力タービン
採用された4.2MW-117m風力タービンは、117メートルのロータを備えたGEベルノバの主力4MWシリーズのひとつです。200万時間以上の稼働実績を持ち、日本特有の風況下において高出力かつ信頼性の高い性能を発揮できるよう設計されています。
GEベルノバの陸上風力発電部門 インターナショナル・マーケット担当チーフ・コマーシャル・オフィサーであるギラン・サバティエは「GEベルノバの技術は現在、日本の陸上風力発電設備容量の25%を支えており、今後も日本のエネルギー転換を支援してまいります」と述べています。
GEベルノバの風力発電部門は、標準化・工業化した機器を展開する「ワークホース(主力機種)」戦略を採用しており、世界中で59,000基を超えるタービンが稼働しています。
日本の再生可能エネルギー目標への寄与と国内での事業展開
本プロジェクトは、2030年までに電源構成に占める再生可能エネルギー比率を36~38%程度とする日本の目標の達成に寄与するものです。GEベルノバと経済産業省は2025年6月10日、エネルギー安全保障と技術革新に関する課題への対応と可能性の追求を通じ、協力関係を強化するフォーカスグループを立ち上げました。
GEベルノバは2025年、大手電力会社から新興の独立系発電事業者(IPP)まで多様な顧客層から合計339MWの受注を獲得しました。現在、日本国内に設置された大型ガスタービンによる発電設備容量の約50%、および陸上風力発電設備容量の約25%を同社の技術が占めています。
GEベルノバの概要
- 本社所在地:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ
- 上場市場:NYSE: GEV
- 主な事業セグメント:電力(Power)、風力発電(Wind)、送配電(Electrification)
- 規模:世界100カ国以上、従業員85,000人以上
本記事はGEベルノバの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



