ブランドUSA、全米各地のラグジュアリー体験を紹介する専用ウェブページを開設
アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAは、公式ウェブサイト上にアメリカ各地で楽しめるラグジュアリー体験の情報を集約したウェブページを開設した。プライバシーや特別アクセスが確保された施設をはじめ、各地の文化や風土を体験できる旅のアイデアを紹介している。同団体はラグジュアリー旅行業界向けメディアイベントへの出展などを通じ、全米各地の多彩な旅行コンテンツの訴求を進めている。
開設されたページでは、混雑を避けて鑑賞できる文化施設のプログラムが取り上げられている。ニューヨーク近代美術館(MoMA)では、一般開館前または閉館後の各1時間に最大25名で作品を鑑賞できるプライベートツアー(料金は1グループ1,100~1,400ドル/約17万500円~21万7,000円)が紹介されている。このほか、約30万点の作品を所蔵するシカゴ美術館の専属ガイドツアーや、国立公園局のレンジャーが夕刻まで案内するアルカトラズ島の「ビハインド・ザ・シーンズ」などが掲載された。
食の分野では、フォーシーズンズ・ホテル・ニューオーリンズに隣接し、ヨシ・オカイ氏が全20品のコースを提供する6席限定の「キラ・オマカセ」や、ファエナ・マイアミビーチ内でフランシス・マルマン氏が薪火料理を提供する「ロス・フエゴス・バイ・フランシス・マルマン」が紹介されている。また、カリフォルニア州ナパバレーのスタンリー・ランチによる名門ワイナリーへの特別アクセス体験も取り上げられている。
滞在型リトリートと大自然を巡るプライベートツアー
宿泊施設としては、敷地全体の貸切も可能な客室数11室の「ザ・ポイント」(ニューヨーク州)や、約26平方キロの敷地を持つ「ザ・ランチ・アット・ロック・クリーク」(モンタナ州)、約17平方キロの敷地に広がる「ブラックベリー・ファーム」(テネシー州)などの滞在型リトリートが挙げられている。
大自然を満喫するアクティビティでは、ユタ州にある5つの国立公園「マイティ・ファイブ」を巡るオーダーメイドツアーや、アマンギリのテント式客室「キャンプ・サリカ」での滞在が紹介されている。さらに、ナバホ族が運営するセイクリッド・エッジ・ツアーズによるグランドキャニオンのツアーや、メイン州カスコ湾でのクラシックな木造船によるプライベートクルーズなども掲載されている。
鉄道の旅やスポーツ観戦、ウェルネスプログラム
鉄道旅行では、2026年1月にサービスを開始した「ハロウェイ・プライベート・レール・カーズ」によるヴィンテージ車両の貸切ツアーや、赤い岩の峡谷を走る「キャニオン・スピリット」、アラスカ鉄道の「ゴールドスター・サービス」などが取り上げられた。
スポーツ関連では、専用施設が用意されるマスターズ・ゴルフ・トーナメントの「マップ&フラッグ」バッジや、ケンタッキー・ダービーのVIP会場、全米オープンテニスの「ザ・ブルー・ルーム」といった観戦環境が紹介されている。ウェルネス分野では、南カリフォルニアの滞在型施設「ゴールデン・ドア」や、ニューヨーク州の「ザ・ランチ・ハドソン・バレー」のプログラムが掲載されている。
ブランドUSAのプレジデント兼最高経営責任者であるフレッド・ディクソン氏は、アメリカにおけるラグジュアリーは滞在先だけでなく、旅の途中で得られる特別なアクセスや一人ひとりに合わせた体験、土地ならではの魅力によって定義されるようになっていると述べている。
ブランドUSAは、米国旅行促進法(Travel Promotion Act)に基づき設立された公式観光促進団体である。ESTA(電子渡航認証システム)利用料の一部や民間企業・団体からの拠出金を財源として運営されている。
- 設立根拠:米国旅行促進法(Travel Promotion Act)
- 過去13年間の実績:訪米旅行者1,130万人増、旅行消費約381億ドル(約5兆9,055億円/1ドル=155円換算)創出、累計経済効果829億ドル(約12兆8,495億円)、税収創出累計約110億ドル(約1兆7,050億円)
本記事はブランドUSAの発表をもとに作成。
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