第4回Tokyo Gendaiが閉幕 次回は2027年11月に東京・有明で開催へ
パシフィコ横浜で9月10日 (木) から13日 (日) にかけて開催された国際的なアートフェア、第4回「Tokyo Gendai」が9月13日 (日) に閉幕した。世界各地から69ものギャラリーが集結し、作品販売が好調を記録したほか、52カ国以上からコレクターや美術館関係者らが来場した。あわせて、次回となる第5回「Tokyo Gendai」が2027年11月4日 (木) から7日 (日) まで、東京の有明GYM-EXにて開催されることが決定した。


世界各地から69ギャラリーが集結し作品販売も好調

今回のフェアには世界各地から69ものギャラリーが参加し、大型のサイトスペシフィック・インスタレーションやパフォーマンスを紹介する特別展示が行われた。伝統工芸を新たな視点で捉え直す作品から最新のデジタル技術を用いた作品まで多彩な展示が展開され、4日間の会期を通じて活発な作品販売が記録された。
主なセールス実績として、Sundaram Tagore GalleryがVIPプレビューで千住博による「Waterfall」シリーズの絵画2点をそれぞれ41万米ドルと62万米ドルで販売したほか、KOTARO NUKAGAはVIPプレビューおよび事前販売を通じて20点を超える作品を販売した。また、Pace Galleryによるローレン・クインの個展形式ブースでは初日のうちに大半の作品が販売され、HARUKAITO by islandでは30万~300万円の価格帯で出品された谷口正造の全作品が完売した。
52カ国以上からコレクターや美術館関係者が来場
会場には52カ国以上から若手および著名コレクターが訪れたほか、ブルックリン美術館のキンバリー・ガントや森美術館館長の片岡真実など、国内外の主要な美術館・文化施設の関係者が多数参加した。
トークプログラムの「Art Talks」や「キュレーター・シンポジウム」では有識者による対話が行われた。フェアディレクターの高根枝里は、会場内で数多くの新たなつながりやコラボレーションが生まれたとし、世界のアートコミュニティに向けて日本の卓越したアートシーンを体感する機会をさらに充実させたい旨を述べている。
キャリア形成の途上にあるアーティストの支援を目的とした「Hana Artist Award 2026」は、AWASE galleryが出展したソー・ソウエンが受賞した。
選考は、キュレーター兼アートライターのエリサ・カローロ、森美術館シニア・キュレーターの德山拓一、コレクターのモニーク・ロングの3名による審査員によって行われ、同賞はArtStickerのサポートを受けて開催された。
次回となる第5回は2027年11月に有明GYM-EXで開催
節目の開催となる第5回「Tokyo Gendai」は、会場を東京の有明GYM-EXへと移転し、2027年11月5日から7日まで (VIPプレビューおよびヴェルニサージュは11月4日) に開催される予定となっている。
開催時期を11月に変更することについて、共同創設者のマグナス・レンフリュー (Magnus Renfrew) は、文化イベントが最も充実する時期に開催することで日本各地の創造的な活気を盛り上げていく考えを示している。なお、今回のフェアでは4年目となるプリンシパルパートナーの株式会社三井住友フィナンシャルグループ (SMBCグループ) をはじめ、複数の企業がオフィシャルパートナーとして参画した。
本記事はTokyo Gendaiの発表をもとに作成。

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