マナリンク、総合型選抜対策相談が前年度比38.0%増 AI時代の指導実態を調査
オンライン家庭教師マッチングプラットフォーム「マナリンク」を運営する株式会社NoSchoolは、総合型・学校推薦型選抜対策に関する利用データの分析と、プロ講師への取材を実施しました。AIを活用して志望理由書作成や模擬面接を一人で進められる環境が広がる一方、同対策に関するオンライン個別指導の相談は前年度比38.0%増加しています。データ分析と指導現場の声から、文章作成の前後においてプロ講師との対話が果たす役割が浮き彫りになりました。
推薦対策の相談が前年度比38.0%増 AI普及下でも高まる需要
マナリンクに寄せられた相談を家庭単位で集計したところ、総合型・学校推薦型選抜対策に関する相談は、2024年度から2025年度にかけて38.0%増加しました。AIによる文章作成や添削、模擬面接が可能になるなかでも、プロ講師へ相談する家庭は増加傾向にあります。

総合型選抜を指導するプロ講師3名への取材からは、講師が担う役割として、本人がまだ言葉にしていない経験や考えを掘り出す対話の存在が挙げられています。AIは入力された情報の整理や構成には対応できるものの、受験生が重要性に気づいていなかったり、入試で評価されないと思い込んで話題から外したりしている本質的な経験や気持ちまでは扱えないケースがあるためです。

単発受講の72.7%が追加受講 過半数が「話す対策」を選択

受講状況の分析では、最初に授業1回のみの単発コースを選んだ家庭の72.7%が、初回授業後3か月以内に推薦対策の授業を追加で申し込んでいたことが判明しました。さらに追加受講した家庭のうち56.3%が、面接・口頭試問・プレゼンなどの「話す対策」を受講しています。

志望理由書などの「書く対策」を終えた後に面接対策を追加するケースや、面接対策を継続して受講するケースが見られました。講師からは、AIで作成した説得力のある文章であっても本人が内容を十分に説明できない場面があり、対話を通じて書類の言葉を自分自身の理解に基づく言葉へ変えていく指導が行われている実態が語られています。
調査概要
- 対象期間:2024年4月1日~2026年3月31日
- 相談動向の集計方法:マナリンクに寄せられた相談のうち、総合型選抜・学校推薦型選抜、小論文、志望理由書、面接等に関する相談を家庭単位で集計し、2024年度と2025年度の相談家庭数を比較
- 追加受講の集計方法:期間中に初めて総合型・推薦対策を契約し、初回に1回完結型のコースを受講した家庭を対象に、初回授業後1~90日以内に新たな推薦対策の授業を申し込んだ割合を集計(月額コースの自動更新は除く)
- 相談内容の集計方法:相談文を確認し、「書類に関する相談」と「面接・口頭試問・プレゼン等に関する相談」の両方が含まれている割合を集計
株式会社NoSchoolについて
株式会社NoSchoolは、全国の小中高生と社会人限定のプロ家庭教師をつなぐオンライン家庭教師マッチングプラットフォーム「マナリンク」の開発・運営を行っています。
- 社名:株式会社NoSchool
- 所在地:東京都千代田区外神田2丁目18-3 第2昭和ビル 5F
- 代表:徃西 聡
- 設立:2018年5月
- サービスURL:https://manalink.jp
- 会社URL:https://corp.noschool.asia/
- お問い合わせ先:contact@noschool.asia
本記事は株式会社NoSchoolの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



