Liberaware、LAPISと3D点群処理TREND-POINTのシステム連携開始
株式会社Liberawareは、同社の空間iPaaS基盤「LAPIS」と福井コンピュータ株式会社が提供する3D点群処理システム「TREND-POINT」のシステム連携を開始した。独自のドローンやAI、画像解析技術と国内で広く利用される点群処理システムを連携させ、データの取得から活用までのプロセスを一気通貫で最適化する。建設業界の施工管理における省人化や高度化の支援を目指す。
連携の概要とデータ活用の効率化
本連携により、「LAPIS 3D Core(自動3次元化クラウド)」で処理された点群などの3Dデータを「TREND-POINT」から直接読み込むことが可能になった。これにより、データの取得から活用までのプロセスが一気通貫する形が整い、従来3Dデータ活用において課題とされていた工数や専門技術、高性能機器の準備が不要となる。
福井コンピュータが提供する「TREND-POINT」は、100億点クラスの大規模点群データを軽快に扱えるエンジンを備え、高精度なデータ編集機能や、距離・面積・土量・出来形などの計測機能を搭載した3D点群処理システムである。Liberawareは本連携を通じ、建設産業にとどまらず、下水道産業やプラント産業の維持管理における現場DXの社会実装を加速させるとしている。
建設現場における3Dデータ活用の課題と背景

建設産業では担い手不足が深刻な課題となっており、国土交通省は国家戦略「i-Construction 2.0」を掲げ、少ない人数で安全かつ快適に働くことができる生産性の高い現場環境の実現を目指している。
一方、現場でドローンデータから点群などの3Dデータを利用する際には、撮影からデータ整理、点群化処理、データ活用までの工程を手作業で行う必要があり、工数がかかる点が課題となっていた。専門技術や高性能機器が必要とされる環境に加え、取得したデータが基盤システムや業務アプリケーションと十分に繋がらず活用が分断されることも、省人化や生産性向上を妨げる要因となっていた。

こうした背景を受け、Liberawareはあらゆる空間データと業務システムを繋ぐ空間iPaaS基盤「LAPIS」を軸に据え、現場データのクラウド処理から施工管理システム連携、資料作成支援までを一気通貫でつなぐ基盤を展開しており、2026年7月1日より業界別ソリューション第1弾「建設施工進捗管理支援サービス」の提供を開始している。
今後の事業展開と展望
設立10周年を迎えるLiberawareは、本事業の提供を通じて建設現場でのDX実装を進める方針だ。
今後は従来のプロダクト開発をスケールアップさせるとともに、空間iPaaS基盤「LAPIS」を中心に据え、インフラやプラントなどの領域に適した業界別ソリューション提供ビジネスへと進化させていく予定としている。多様なパートナー企業とのエコシステムを構築し、インフラメンテナンスの変革と次世代の社会基盤創出に取り組むとしている。
株式会社Liberaware 概要
- 会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
- 代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
- 所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
- 設立:2016年8月22日
- 事業内容:
- ドローン事業:ドローン等を用いた調査・点検・測量サービス、自社開発のドローン等の販売・レンタルサービス
- デジタルツイン事業:ドローン等により取得したデータの画像処理、データ解析サービス、及び当社画像処理技術のライセンス提供
- ソリューション開発事業:ハードウェアからソフトウェアまで幅広いソリューションを提供する受託開発事業
- URL:https://liberaware.co.jp/
本記事は株式会社Liberawareの発表をもとに作成。
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