岸田産業とクラダシ、企業の賞味期限間近な防災備蓄品をKuradashiで再流通
岸田産業株式会社と株式会社クラダシは、企業の防災備蓄品として保管されていた水や非常食のうち、賞味期限が近づいたものをソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売し、再流通させる取り組みを開始しました。
納品先企業から回収した備蓄品をクラダシが買い取り、消費者に届けることで、本来処分されるはずだった防災備蓄品のフードロス削減に貢献します。
背景にある防災備蓄品の賞味期限と廃棄課題
大地震や豪雨災害への備えとして多くの企業が水や非常食などの防災備蓄品を保管していますが、保存期間に伴う定期的な入れ替えが必要です。入れ替えのタイミングでは、保存期限まで数日や数カ月残っているにもかかわらず活用先が見つからずに廃棄されるケースがあり、処分費用の発生も含めて課題となっていました。防災用品事業を手掛ける岸田産業は、納品先企業の備蓄品入れ替えを支援する中で、こうした処理の課題に向き合ってきました。

備蓄品の買い取りと再流通によるメリット
今回の取り組みでは、岸田産業が納品先企業から回収した賞味期限間近の防災備蓄品をクラダシが買い取り、「Kuradashi」で再流通させます。これにより、安全に消費可能な備蓄品を廃棄することなくお得な価格で消費者に届けられるようになり、以下の効果を見込んでいます。
- 廃棄コストの削減:処分費用が発生していた備蓄品が買い取り対象となり、コスト負担を軽減
- フードロス削減:本来廃棄されるはずだった水・非常食が必要とする消費者のもとへ届けられる
- サステナビリティへの貢献:食品ロス削減や資源の有効活用を通じ、企業のSDGs・サステナビリティ活動を推進
- 防災意識の向上:消費者が防災食を身近に手に取る機会を創出し、防災への関心や備えの意識向上につなげる
両社のコメントと今後の展望
岸田産業の代表取締役である岸田卓磨氏は、備えを普及するだけでなく入れ替えや有効活用まで責任を持つことが重要であるとし、今回の連携によって役目を終えようとしている備蓄品を必要とする方へ届ける新たな循環をつくることができたと述べています。
また、株式会社クラダシの執行役員 Kuradashi Food カンパニーCEOである徳山耕平氏は、備蓄品を無駄なく循環させる仕組みはフードロス削減だけでなく防災意識を高めるきっかけになるとし、日頃からの備えの大切さを伝える啓発活動にもつなげたいとしています。
今後は、まず岸田産業の納品先企業を対象に開始し、自治体や他企業が保有する防災備蓄品にも対象を広げて継続的な仕組みとして発展させていくことを目指します。
会社概要
岸田産業株式会社
- 本社所在地:福井県小浜市北塩屋22-7
- 東京営業所:千代田区東神田2-4-7 THE BASE秋葉原4F
- 代表者:代表取締役 岸田卓磨
- 事業内容:防災用品、日用雑貨、企画・製造・販売
- 公式HP:https://kishida-sg.com/
株式会社クラダシ
- 本社所在地:東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル5F
- 一関営業所:岩手県一関市駅前38番地1 テラス石橋2階 事務所3
- 代表者:代表取締役社長CEO 河村 晃平
- 事業内容:ソーシャルグッドマーケット『Kuradashi』の運営を軸としたフードロス削減事業、系統用蓄電所の開発・運用、および周辺事業を担う再生可能エネルギー事業、空き家再生事業
- 公式HP:https://corp.kuradashi.jp/
本記事は岸田産業株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



