「パンどろぼう」累計350万部突破、最新刊9月発売
株式会社KADOKAWAが刊行する絵本シリーズ「パンどろぼう」(作:柴田ケイコ)の累計発行部数が350万部を突破した。「パンどろぼう」シリーズは、2020年に刊行された1作目『パンどろぼう』を皮切りに人気を博し、「令和で一番売れている絵本シリーズ」※として知られている。
※(集計期間:2019年5月1日~2024年4月11日)書籍>児童:絵本【CDP CANTERA調べ】
シリーズ作品は数多くの賞を受賞しており、『パンどろぼう』は「第11回リブロ絵本大賞」で大賞を、『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』は「第5回未来屋えほん大賞」で大賞を獲得するなど高い評価を得ている。
2024年9月11日には、シリーズ最新刊『パンどろぼうとりんごかめん』が発売される。最新刊では、パンどろぼうがにわとり一家が営むコッコ農園を荒らす何者かと対峙する中、最強にして最弱の頼れる(?)ニューヒロイン「りんごかめん」が登場。ファンからは「りんごかめん、かわいすぎる!」「りんごかめんが気になりすぎて夜しか眠れない」など、期待の声が寄せられている。
また、2024年8月16日からは初の展覧会「パンどろぼう展」が松屋銀座で開催される。原画や設定資料の展示、フォトスポットやオリジナルグッズの発売など、ファン必見の内容となっている。
作者の柴田ケイコは高知県出身。「めがねこ」シリーズ(手紙社)、「しろくま」シリーズ(PHP研究所)など、多数の人気絵本を手がけている。好きなパンはチーズパンとチョコのついたツイストパンだという。
「パンどろぼう」シリーズの人気は止まることを知らず、子どもから大人まで幅広い層に支持されている。最新刊やイベントにも注目が集まる中、今後のさらなる展開に期待が高まっている。