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まぶたの眼瞼黄色腫の認知度は18.3% アイシークリニックが意識調査

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、まぶたの黄色いふくらみである眼瞼黄色腫に関する認知度調査の結果を公表しました。調査によると、眼瞼黄色腫という病名を知っていた人は18.3%にとどまり、脂質異常症との関連を知らなかった人は87.7%に達しました。さらに、まぶたに黄色いふくらみができた経験がある人の72.0%が放置している実態が明らかになっています。

8割以上が病名を認知せず 72.0%が症状を放置

調査は2026年8月17日から8月26日にかけて、まぶたや目元の見た目に気になる点がある30〜60代の男女300名を対象にインターネット上で実施されました。

眼瞼黄色腫という病名を知っているか尋ねたところ、知っていた人は18.3%で、8割以上が知らないと回答しました。まぶたに黄色いふくらみや変色を見つけた際の行動については、72.0%が「放置している」と回答しています。適切な診療科である皮膚科・形成外科を受診する人は約1割で、脂質異常症の検査のために内科を受診する人は3.0%にとどまりました。

また、眼瞼黄色腫が日帰りの手術やレーザー治療で除去できることを知っていた人は23.7%で、治療できることを知らない人が約6割を占めました。治療を検討する際に最も重視する点としては、「傷跡が目立たないこと」が38.7%で最多となり、次いで「再発しにくいこと」が26.3%、「費用が安いこと」が18.0%となりました。

脂質異常症との関連認知は1割程度

眼瞼黄色腫が脂質異常症(高脂血症)と関連していることを知っていた人は約1割にとどまり、87.7%が「知らなかった」と回答しました。

眼瞼黄色腫は、まぶたの皮膚にコレステロールが沈着して生じる黄色い良性腫瘍です。上まぶたの内側(目頭側)に好発し、左右対称に発生することが多くみられます。放置しても悪性化はしませんが、全身の脂質代謝異常や動脈硬化のリスク因子のサインとなる場合があるとされています。

治療選択肢と受診の目安

アイシークリニックの髙桑康太医師によると、眼瞼黄色腫を有する患者の約50%に脂質異常症が認められるという報告があり、皮膚科・形成外科での診断とともに内科での血液検査を受けることが推奨されています。

治療は美容目的の場合は原則として自由診療となり、切除術とCO2レーザー治療が主な選択肢となります。

  • 切除術:治療時間は約30分〜1時間、局所麻酔を使用。ダウンタイムは抜糸までの1〜2週間で、費用目安は1〜3万円程度。再発率は5〜10%程度で、線状の傷跡が残るものの大きな病変や深い病変に適応
  • CO2レーザー治療:治療時間は約15〜30分、局所麻酔を使用。ダウンタイムはかさぶた脱落までの1〜2週間で、費用目安は1〜5万円程度。再発率は10〜20%程度で、色素沈着の可能性があるものの小さな病変や表在性病変に適応

同院では、まぶたに黄色いふくらみや変色を発見した場合や、健康診断で脂質異常症を指摘された場合などに医療機関への相談を促しています。

本記事はアイシークリニックの発表をもとに作成しました。

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