BOTANICO調査、企業ロゴ制作でのAI活用は10%にとどまる
株式会社BOTANICOは、既存クライアントを対象に実施した「AIを活用した企業ロゴ制作に関するアンケート調査」の結果を明らかにしました。
調査によると、企業ロゴ制作にAIを活用していると回答した企業は全体の10%にとどまりました。多くの企業では、長期的に企業の顔となるロゴの制作において、従来どおりデザイナーや制作会社による人のデザインを重視している実態がうかがえます。
既存クライアント40社の10%がAIを活用
調査対象となった40社のうち、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答し、企業ロゴ制作にAIを活用している企業は10%でした。
一方で、残る90%の企業からは以下のような意見が挙げられました。
- 企業理念やブランドコンセプトを表現するには人のデザインが重要
- AIだけでは独自性やブランドらしさを表現しにくい
- 長期的に使用するロゴだからこそ慎重に制作したい
- AIをどのようにロゴ制作へ活用すればよいか分からない
近年、生成AIの進化により、デザイン制作の初期工程においてAIの活用が進んでいます。企業ロゴ制作においては、ブランドコンセプトの整理やロゴイメージのアイデア出し、デザインテイストの提案、カラー候補やモチーフ案の作成、複数パターンの比較検討、プレゼン資料作成といった作業で活用が可能です。
初期段階でAIを取り入れることにより、アイデア創出や方向性の整理が効率化され、デザイナーや企業の担当者がブランド戦略に沿った判断をしやすくなる利点があります。
企業理念の反映には人のクリエイティブが不可欠
企業ロゴは長期間にわたり企業の顔として使用されるため、ブランドコンセプトや企業理念、事業の方向性、顧客への印象を反映した設計が求められます。
BOTANICOは、AIがアイデア出しやコンセプト設計に効果を発揮する一方で、企業理念の反映や独自性のあるデザイン、長期的なブランド戦略には人のクリエイティブやブランド設計が不可欠であると分析しています。今後は、AIによるアイデア創出やコンセプト整理と、人によるブランド設計やデザイン制作を組み合わせたロゴ制作が重要になると考察しています。
調査概要
- 調査期間:2026年8月1日〜2026年8月30日
- 調査機関(調査主体):株式会社BOTANICO
- 調査対象:株式会社BOTANICOの既存クライアント
- 有効回答数:40件
- 調査方法:既存クライアントへのアンケート調査
- 集計方法:回答者のうち「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合を、AIを活用した企業ロゴ制作を実施している割合として算出
- 調査項目:AIを活かした企業ロゴ作成
※本調査は株式会社BOTANICOの既存クライアント40社を対象とした調査であり、社会全体または国内企業全体の傾向を示すものではありません。
本記事は株式会社BOTANICOの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



