釧路市動物園で開園以来初のシロテテナガザル出産 マリアが赤ちゃんを出産
釧路市動物園で2026年9月6日(日)の朝、シロテテナガザルのマリアが出産していることを担当飼育員が確認しました。発見時には胎盤も排出されており、母親のマリアは落ち着いた様子で過ごしています。同園でのシロテテナガザルの繁殖は、開園以来初めての事例となります。
開園以来初となるシロテテナガザルの繁殖
今回生まれた赤ちゃんの性別、体長、体重は不明で、性別については今後確認される予定です。シロテテナガザルの繁殖は同園で初となり、園内は喜びに包まれています。同園は、今後の子育てが順調に進むよう温かく見守っていくとしています。
出産の概要は以下の通りです。
- 動物種:シロテテナガザル
- 出産日:2026年9月6日(日)朝
- 母親:マリア(メス)
- 赤ちゃんの情報:性別・体長・体重ともに不明(今後確認予定)
シロテテナガザルは長い腕を持ち、木から木へぶらさがりながら移動するのが特徴です。地上に降りることはめったにありませんが、地上ではバランスを取るために両手を広げて歩きます。
また、人間以外で最も複雑な音声コミュニケーションを取るとされています。オスとメスが音程を変えてパート分けをしながら鳴き交わし、メスの声を「グレートコール」、オスの声を「メールコーダ」と呼びます。この鳴き交わしは夫婦のコミュニケーションやなわばりの主張のためと考えられており、同園のシロテテナガザルの声は数km先でも確認されています。
寿命は野生下で平均25年、飼育下で平均30~40年とされています。なお、同園で飼育されていた「オン」は2023年に亡くなったものの、推定年齢は65歳で世界最高齢を記録しました。
釧路市動物園の取り組みと地域の自然
釧路市動物園は47.8haの敷地を有する動物園です。園内には北海道東部の自然環境とヒグマやシマフクロウ、エゾクロテンなどの動物に出会える「北海道ゾーン」のほか、来月20歳を迎えるライオンや北海道では同園でしか見られないクロヒョウなどが暮らしています。
さらに、同園ではタンチョウの保護増殖にも取り組んでいます。地域における人工給餌や人工繁殖などの活動により生息数が回復し、タンチョウは2026年3月に環境省レッドリストの絶滅危惧種から脱しました。
北海道釧路市は人口約15万人の港町で、平成17年に旧釧路市・阿寒町・音別町が合併して誕生しました。釧路湿原国立公園や阿寒摩周国立公園などの自然に恵まれ、阿寒湖のマリモなどの動植物が息づいています。夏は8月でも約21℃と涼しい気候が特徴です。
- 釧路市動物園:https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/index.html
- 釧路市公式サイト:https://www.city.kushiro.lg.jp/
本記事は釧路市動物園の発表をもとに作成しています。




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