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Uravation、AI社員の運用コストを公開 記事執筆部門で1日16〜31ドル

生成AIの研修やコンサルティング、開発を行う株式会社Uravationは、社内で稼働しているAIエージェント群「AI社員」の運用コストについて、稼働台帳から集計した内訳を2026年9月14日に公開した。記事を書く部門における10日間・54回の稼働を集計した結果、立ち上げ直後を除く1日あたりの費用は16〜31ドル(1ドル150円換算で約2,400〜4,700円)となった。費用の約8割が文章の執筆に使われていたとしている。

運用コストの調査結果と費用の内訳

株式会社Uravationが自社の運用サーバー上で記録された稼働台帳(SQLite)を集計したところ、立ち上げの手直しが終わった2026年9月5日から9月11日までの7日間における1日あたりの費用は最小16.03ドル・最大31.01ドル、平均は22.92ドルとなった。1ドル150円で換算すると、1日あたり約2,400〜4,700円、平均で約3,400円にあたる。この水準が30日続いた場合の換算値は約480〜930ドル(日本円で約7万2,000〜14万円)となる。

調査期間である2026年9月2日〜9月11日の10日間(合計54回)の総費用は263.37ドルだった。なお、開発中の手動実行が19回あった9月4日のみ84.87ドルと突出したため、自動運転に移った後の日次には含めていない。

費目別の内訳は以下の通りである。

  • 執筆(文章の生成): 213.05ドル(全体の約81%)/46件
  • 画像生成: 50.00ドル(全体の約19%)/208枚
  • チャット(対話での指示): 0.32ドル(全体の約0.1%)/2件

画像の50.00ドルは台帳に記録した見積単価(208枚で50.00ドル・1枚あたり約0.24ドル)による金額であり、費用の中心は画像ではなく文章の執筆が占めた。

運用先別の費用と成果

記事を書く部門の4つの運用先(名称非公開のためA〜Dと表記)における稼働54回に紐づく費用の合計は263.05ドルとなり、残る0.32ドルは稼働外で発生した対話分となった。

  • A(自動運用): 18回・107.82ドル/1回あたり5.99ドル
  • B(自動運用): 14回・89.23ドル/1回あたり6.37ドル
  • C(自動運用): 10回・58.57ドル/1回あたり5.86ドル
  • D(観測のみ): 11回・7.20ドル/1回あたり0.65ドル
  • 動作確認用: 1回・0.23ドル

企画から執筆・画像生成・公開手続きまでを行う「自動運用」は1回あたり5.86〜6.37ドル(平均約6ドル・1ドル150円換算で約900円)、順位や掲載状況を見る「観測のみ」は1回あたり約0.65ドル(約100円)となった。期間内の成果として、公開まで到達した記事35本、公開待ちの下書き100件が生成された。

また、AI検索での見え方を毎日診断する仕組みは、2026年9月10日・11日はいずれも1日10回の診断が実行され、回数と単価からの概算では1日150〜300円程度としている(2026年9月9日時点の見積り)。なお、稼働サーバーは自社保有の機材で、外部接続経路も無料の範囲で運用しているため追加費用は発生していない。

集計の前提と運用の目安

公開された金額は各モデルのAPI料金への換算値であり、執筆に使うClaudeはサブスク契約で稼働しているため、実際の請求はサブスクの定額に枠を超えた分の追加利用料が加わる。また、画像の金額は見積単価によるものでモデルや画像サイズで変動する。今回の集計対象は記事を書く部門(4つの運用先)のみで、社内で働くAI社員62体(2026年8月時点の社内実測)すべての合計ではない。人件費や確認にかかる人の時間、機材の償却費は含まれていない。

実務における目安として、毎朝1回・記事1本を書かせる運用では1つの運用先あたり1日およそ900円(1か月で約2万7,000円相当)、閲覧のみの運用では1日100円程度の従量費用が発生するとしている。

会社概要

  • 会社名: 株式会社Uravation
  • 所在地: 東京都文京区本郷6丁目25番14号
  • 代表者: 代表取締役 佐藤 傑
  • 設立: 2024年2月
  • 事業内容: 生成AIの研修・コンサルティング・開発
  • 主な実績: 累計研修受講者4,000名以上、支援企業100社以上(2024年2月〜2026年3月・当社実績)
  • URL: https://uravation.com

本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。

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