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QPS研究所、H3ロケットによるQPS-SAR 3機の打上げ輸送契約を締結

福岡市中央区に本社を置く株式会社QPS研究所(代表取締役社長 CEO:大西 俊輔)は、小型SAR衛星「QPS-SAR」3機分の打上げについて、三菱重工業株式会社(東京都千代田区、取締役社長 CEO:伊藤 栄作)とH3ロケットによるライドシェア打上げ輸送サービス契約を締結した。同契約は宇宙戦略基金の補助を受けて締結されたものである。今後打ち上げられる予定のH3ロケットに3機のQPS-SARを同時搭載し、同便の主要カスタマーの一つとして地球低軌道への投入を予定している。

H3ロケットによるライドシェア打上げ

今回の契約は、1機のロケットで複数社の衛星を打上げるライドシェア形態によるものである。QPS研究所は、今後打上げが予定されているH3ロケットに3機のQPS-SARを同時に搭載し、地球低軌道への衛星投入を計画している。

なお、打上げ時期などの詳細については、決定次第順次公表される予定となっている。

小型SAR衛星「QPS-SAR」の特徴と展開

QPS-SARは、電波を使用して地表の画像を得るSAR(合成開口レーダー)を搭載した衛星である。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測できる特長を持つ。

同社は、収納性が高く軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発した。このアンテナによって強い電波を出すことが可能となり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる高精細小型SAR 衛星「QPS-SAR」の開発に成功している。民間SAR衛星として世界トップレベルとなる46cm分解能の画像取得が可能である。

同社は、複数の人工衛星によって高頻度な地球観測を可能とする衛星コンステレーションの構築を進めており、2028年5月末までに24機、そして2030年には大規模衛星コンステレーションを構築し、平均10分間隔という準リアルタイム観測データ提供サービスを目指している。

九州発の宇宙開発企業としての歩み

QPS研究所は、2005年に福岡で創業された宇宙開発企業である。社名のQPSは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字に由来し、九州宇宙産業の開拓者となることや、九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められている。

同社では、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきた名誉教授陣と、若手技術者や実業家が連携して宇宙技術開発を進めている。また、同社の事業は、創業期から技術を伝承・育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に支えられている。

株式会社QPS研究所 会社概要

  • 社名:株式会社QPS研究所
  • 本社住所:福岡市中央区長浜1-1-1 KBCビル8階
  • 代表者:代表取締役社長 CEO 大西俊輔
  • 創業:2005年6月
  • URL:https://i-qps.net/
  • 事業内容:人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売

本記事は株式会社QPS研究所の発表をもとに作成されています。

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