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花まる教育研究所が子どもの通塾実態を調査 保護者の9割超が送迎に負担感

学習塾「花まる学習会」などを展開する株式会社こうゆうの研究組織「花まる教育研究所」は、年中~小学6年生の子どもを持つ保護者を対象に「子どもの学習系習い事の環境調査」を実施しました。調査の結果、オンライン形式を利用していない家庭では保護者の9割以上が送迎を担っており、その多くが時間的な負担を感じている実態が明らかになりました。また、オンライン形式の学習塾は約半数の家庭が検討経験を持ち、実際の利用者では7割以上が学習効果を実感していることも分かっています。

通塾形式が過半数もオンライン形式利用は28.4%

現在利用している学習系の習い事の形式について尋ねたところ、58.6%が通塾形式を利用していると回答しました。内訳は「すべて通塾形式の塾」が24.0%、「通塾形式に加え、家庭教師・通信教育・学習アプリ・映像教材などを併用」が34.6%となり、教室に通うスタイルが学習環境の中心となっています。

一方で、一つ以上のオンライン形式の塾を利用している家庭も28.4%存在しました。通塾とオンラインを組み合わせるなど、状況に応じて複数の学習手段を使い分ける動きも見られます。また、オンライン形式については「現在検討している」(10.7%)と「過去に検討した」(38.5%)を合わせると49.2%に達し、約2人に1人が検討した経験を持つことが示されました。

送迎を行う保護者は9割超 課題は時間の負担

オンライン形式を利用していない家庭(n=122)において、保護者が日常的に送迎を担っている割合は91.8%(「毎回」76.2%、「時々」15.6%)にのぼりました。

送迎における課題としては、「時間がとられる」(66.7%)が最多で、「雨の日が大変 」(51.4%)、「熱中症・猛暑が心配」(38.7%)が続きました。「特に負担ではない」という回答は7.2%にとどまり、92.8%の保護者が送迎に対して何らかの負担を感じている状況が浮き彫りになっています。

オンライン形式を利用していない保護者が抱く懸念点としては、「子どもが集中できないと思う」(65.6%)が最も多く、次いで「保護者のサポートが必要だと思う」(54.1%)、「対面で教えてほしい」「子どもの理解度がわかりにくいと思う」が挙げられました。

これに対し、実際にオンライン形式を利用している保護者が挙げた懸念点は「友達との交流がしにくい」(55.9%)が最も多く、「子どもの集中力が続かない」(33.9%)、「子どものモチベーションが維持しにくい」(33.9%)と続いています。オンライン形式を選んだ理由では「送迎の負担がない」(81.4%)や「通塾時間がかからない分、時間を有効活用できる」(66.1%)、「他の習い事と両立できる」(49.2%)といった時間面のメリットが多く挙げられたほか、学習効果については「非常に感じる」(23.7%)と「やや感じる」(50.8%)を合わせて74.5%が効果を実感していると回答しました。

花まる教育研究所所長の高濱正伸氏は、通塾を支える保護者の時間的コストに触れつつ、保護者の負担を減らしながら子どもの学びの質や人とのつながりをどう保障するかが今後の課題であるとの見解を示しています。

10月にオンライン塾に関する講演会を開催

花まる子育てカレッジでは、本調査に関連してオンライン学習の可能性を考える講演会を開催します。

  • 日時:2026年10月24日(土)10:30~12:00
  • 講師:大塚 剛史氏
  • 演題:「オンライン塾がつくる新しい学びの形 ~画面越しでも子どもは変わる~」
  • 詳細・申し込み:https://kosodate20261024.peatix.com

調査概要および会社概要

【調査概要】

  • 調査実施日:2026年7月28日〜8月4日
  • 調査対象:花まるグループ提供サービスの会員及びフォロワーで年中~小学6年生の子どもを持つ保護者
  • 有効回答数:208名
  • 調査方法:インターネット調査

※回答者には教育への関心が高い層、首都圏在住の層が多く含まれるため、日本の保護者全体を統計的に代表するものではありません。

【株式会社こうゆう 概要】

  • 会社名:株式会社こうゆう(花まるグループ)
  • 代表者:高濱 正伸
  • 所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-19-10
  • 設立日:1993年2月2日
  • 事業内容:学習塾「花まる学習会」「スクールFC」の運営等
  • 公式サイト:https://www.hanamarugroup.jp/

本記事は花まる教育研究所(株式会社こうゆう)の発表をもとに作成しました。

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