AIR RACE X 2026最終戦 室屋義秀は年間同点も勝利数で総合2位
空のモータースポーツ「AIR RACE X 2026年シーズン」の最終第4戦が9月13日(日)に行われた。年間首位で迎えた室屋義秀選手(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)は決勝で2位となり、年間ポイントでパトリック・デビッドソン選手と99ポイントの同点となったが、シーズン勝利回数の規定によりシリーズ2位でシーズンを終えた。優勝したデビッドソン選手が2年連続の年間チャンピオンに決定した。

予選2位通過とドローンを活用した気象計測の導入

最終戦の予選では、パトリック・デビッドソン選手が60秒678を記録してトップに立ち、室屋義秀選手は61秒018で2位となって予選ポイント5を獲得した。

決勝トーナメントを前に、チームはレース前の気象状態や風の流れを正確に把握するため、従来の風船を用いた計測からドローンによる詳細な計測へと手法を進化させた。最高時速400km、最大12Gの重力加速度がかかるレース環境において、ドローンによってリアルタイムに可視化された上空の気象状態や風向・風速のデータとレクサスの技術が、室屋選手の操縦と戦略を支えた。

準々決勝・準決勝を突破し王座を争う決勝へ
準々決勝で室屋選手はマーティン・ソンカ選手(66秒136)を相手に61秒877を記録して準決勝へ進出。準決勝ではエマ・マクドナルド選手(64秒554)に対し62秒011をマークして決勝進出を決めた。もう一方の準決勝ではデビッドソン選手が61秒942でアーロン・デリュー選手(64秒189)を破り、年間ポイント上位2名による王座決定戦の構図となった。

なお三位決定戦では、1秒のペナルティを加算されながら63秒451を記録したデリュー選手が、マクドナルド選手(64秒720)を上回って3位となった。
第2戦、第3戦に続き3戦連続の顔合わせとなった決勝では、室屋選手が決勝トーナメントで自身最速となる61秒717を記録したものの、デビッドソン選手が61秒207を出して優勝した。


室屋選手は予選と決勝を合わせて23ポイントを獲得し、年間ポイントはデビッドソン選手と99ポイントで並んだ。規定により勝利回数の多い選手が上位となるため、2勝を挙げたデビッドソン選手が年間王座を獲得し、1勝の室屋選手は年間総合2位となった。

レース後、室屋選手は「この経験を来シーズンにつなげ、必ずの王座奪還を目指します」とコメントした。

第4戦リザルトおよびチーム・大会概要
第4戦リザルト・2026年シリーズ最終ランキングは以下の通り。

- 1位: パトリック・デビッドソン(Team 77)- 33 pts(予選8 / 決勝25)
- 2位: 室屋 義秀(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)- 23 pts(予選5 / 決勝18)
- 3位: アーロン・デリュー(Aarron Deliu Racing)- 15 pts(予選0 / 決勝15)
- 4位: エマ・マクドナルド(Beyond Gravity)- 15 pts(予選3 / 決勝12)
- 5位: フアン・ベラルデ(Team Velarde)- 10 pts
- 6位: マイク・トリグヴァソン(Viking 12 Racing)- 8 pts
- 7位: マーティン・ソンカ(Red Bull Team Sonka)- 6 pts
- 8位: メリッサ・バーンズ(Melissa Burns Racing)- 4 pts
LEXUS PATHFINDER AIR RACINGは、室屋義秀選手とLEXUSによる共創チーム。2017年の技術交流会発足を起点に2021年にパートナーシップを締結し、2023年のAIR RACE X初代王者および2024年シリーズチャンピオンを獲得している。
- 公式サイト:https://lexus-pathfinder-airracing.com/
- 公式X:https://x.com/lexus_airracing
- 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/lexus_airracing/
- 大会公式YouTube:https://www.youtube.com/@AIRRACEX
本記事はLEXUS PATHFINDER AIR RACINGの発表をもとに作成。
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