仕事帰りデートに8割が疲れ、社会人500人調査
株式会社R&Gは、20代から40代の社会人500人を対象に「仕事終わりのデートに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。調査期間は2024年5月31日から6月9日で、インターネットによる任意回答方式が採用された。
調査の結果、仕事終わりのデートがしんどいと感じたことがある人は77.2%に上った。男女ともに仕事終わりのデートがしんどい理由の1位は「仕事で疲れている」であった。女性の2位は「外見のコンディションが悪い」、3位は「時間調整が難しい」だった。一方、男性の2位は「時間調整が難しい」、3位は「翌日のことを考えてしまう」という結果になった。
仕事終わりにしたいデートについては、「カフェ・レストランで外食」が1位、「家で過ごす」が僅差の2位となった。また、「短時間で終わるデート」や「近場でデート」といった回答も見られた。
恋愛事情専門家・コラムニストの神崎桃子氏は、この調査結果について「7割以上もの男女が『仕事終わりのデートがしんどい』と感じていることに驚きを隠せない。しかし、『疲れている顔を見せたくない』のも好きな相手だからこそ。『好きだからいつでも会いたい』『好きだからコンディションのいい状態で会いたい』どちらも心理だ」と述べている。
神崎氏は、カップル間で「休日にデートを回すべきか」「仕事帰りにデートすべきか」といった摺り合わせが重要だと指摘。双方の意見が一致していれば問題ないが、一方が「仕事帰りデートしたい派」で、もう一方が「仕事帰りは避けたい派」の場合、互いにストレスになってしまうと警鐘を鳴らしている。
この調査結果は、現代の社会人カップルが抱える悩みの一端を浮き彫りにしたと言えるだろう。仕事とプライベートのバランスを取ることの難しさを感じさせる内容となっている。
引用元(株式会社R&G 公式サイト): https://r-andg.jp/