在宅ワーク環境の困りごと最多は音、解消策は専用スペース確保が1位 家がほしい調査
株式会社家がほしいが運営する「家が欲しい.com」は、在宅ワークをしている499人を対象に実施した「在宅ワーク環境の困りごと」に関するアンケート調査結果を公表しました。調査によると、在宅ワーク環境に不満を感じている割合は47.7%に上り、困りごとの最多は「音が気になる」でした。また、困りごとの解消に向けて検討していることでは「専用スペースの確保」が最多となった一方、22.8%が「現状のまま続けるしかない」と回答しています。

在宅ワーク環境への不満は約半数
在宅ワークをしている499人に環境への不満について尋ねたところ、「とても不満(7.8%)」と「やや不満(39.9%)」を合わせた不満派は47.7%となりました。一方で「とても満足(4.4%)」「まあ満足(47.9%)」を合わせた満足派は52.3%となり、満足と不満がほぼ半々に分かれる結果となっています。
困りごとの1位は「音が気になる」
在宅ワーク環境の困りごとについて聞いたところ、1位は「音が気になる(34.3%)」でした。次いで2位が「家族の存在が気になる(12.2%)」、3位が「机と椅子が使いにくい(10.4%)」となりました。
上位の困りごとの内訳は以下の通りです。
- 1位:音が気になる(34.3%)
- 2位:家族の存在が気になる(12.2%)
- 3位:机と椅子が使いにくい(10.4%)
- 4位:専用スペースがなく集中できない
- 5位:インターネット環境が悪い
- 6位:WEB会議で家の中が映る
- 7位:生活感のせいで気が散る
- 8位:オンオフの切り替えが難しい
- 9位:スペースが狭く作業しにくい
- 10位:作業時間が限られる
回答者からは、家族の生活音や外の交通騒音、家族に話しかけられることへの悩みのほか、長時間の作業に適さない家具による腰痛などを訴える声が寄せられました。
解消に向けて検討することは「専用スペースの確保」が最多

困りごとを解消するために検討していることでは、1位が「専用スペースの確保(13.8%)」となりました。続いて2位が「自宅以外での作業(10.4%)」、3位が「家具の購入(8.8%)」、4位が「作業時間の変更(7.8%)」となっています。
検討している対策の主な項目は以下の通りです。
- 1位:専用スペースの確保(13.8%)
- 2位:自宅以外での作業(10.4%)
- 3位:家具の購入(8.8%)
- 4位:作業時間の変更(7.8%)
- 5位:イヤホンの使用
- 6位:在宅ワークに適した家への引っ越し
- 7位:室内の片付け
パーテーションの設置やリフォーム、カフェやコワーキングスペースの利用といった対策が挙がる一方で、「現状のまま続けるしかない」と答えた人も22.8%を占めました。
専門家「企業側の働き方の設計も重要」
調査結果を受け、株式会社マイスタースタジオ人事部長の二宮悠実氏は、家庭内で仕事に適した静かな環境を常に保つことには限界があると指摘しています。住まいや費用の制約があるなかで働く人だけに環境改善を求めるのは難しく、設備面の支援に加えて会議の時間帯や頻度の見直しなど、企業側の働き方の設計や相談しやすい職場づくりが重要であるとの見解を示しました。
調査概要
- 調査対象:在宅ワークをしている人
- 調査期間:2026年7月2日~10日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットアンケート
- 有効回答数:女性368人/男性131人、計499人
- 回答者の年代:20代 14.4%/30代 36.5%/40代 29.7%/50代以上 19.4%
本記事は株式会社家がほしいの発表( https://iegahoshii.com/zaitaku-work-survey/ )をもとに作成しました。
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