岡山大学発ベンチャー、岡山芳泉高校でDX支援の3Dプリンタ応用講座を実施
国立大学法人岡山大学の大学院生が代表を務めるベンチャー「MOSAdemy」は、岡山県立岡山芳泉高等学校でDXハイスクール支援プログラム「3Dプリンタ講座」の第2回(応用編)を開催しました。参加した高校生は、荷重による破壊実験やコンピュータ上での構造解析を通じて、デジタル技術を活用したモノづくりと問題解決プロセスを体験しました。
橋のモデルを用いた破壊実験とデータ分析



今回の講座には、6月20日に開催された第1回(基礎編)で3D CADソフト「Autodesk Fusion」を使った設計の基礎を学んだ岡山芳泉高校の生徒が参加しました。指導には同校卒業生の学生も加わり、生徒が作成した橋のモデルに実際に荷重をかける破壊実験が行われました。
生徒たちは、3Dプリンタの造形方向や内部構造、設計の違いによって強度が変化することを確かめ、実用的な3Dプリントの技術やノウハウへの理解を深めました。実験後は、岡山大学の大学生や大学院生サポーターの助言を受けながらデータを整理して破損の要因を分析し、グループごとに考察をまとめてプレゼンテーションを実施しました。
講座の後半では、3D CADを用いた構造解析が行われました。生徒たちは実験結果がコンピュータ上で精度高く再現される様子を確認し、過酷な条件であってもデジタル上で予測や評価が行えるというDX(デジタルトランスフォーメーション)の手法を学びました。
参加した生徒からは、設計したモデルの破壊箇所を実験と解析の両面から検証できたことでデータの重要性が理解できたという意見や、デジタル技術により試作のコストや時間を抑えてアイデアを具現化できることが分かったといった感想が寄せられました。


各校の要望に応じたDX支援を展開
岡山大学では、3Dプリンタや構造解析を活用したモノづくりDXのほか、生成AI講座、データサイエンス実習、工場見学など、各高校のニーズに合わせたオーダーメイド型の「DXハイスクール支援プログラム」を展開しています。
本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成しました。



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