富田大介氏が日本デジタル矯正歯科学会で登壇、XRや3Dクローン活用の取り組み発表
ミライズ矯正歯科南青山の富田大介氏は、2026年9月6日(日)に開催された「第5回 日本デジタル矯正歯科学会 学術大会」にシンポジストとして登壇しました。骨格・歯列・顔貌のデータ統合を出発点に、XRによる立体表示や教育用3Dクローンフェイスモデル、AIによる診療支援への展開を紹介しました。会場では先行展示も実施され、臨床課題に基づく開発と今後検証する項目が示されました。
三次元データの統合とXR・3Dクローンによる教育・情報共有
顎変形症の診療では、歯並びや噛み合わせだけでなく、顎の骨格や顔面軟組織との関係を踏まえて治療方針を検討します。講演では、検査機器ごとに分かれている情報を共通化するため、データの取得・位置合わせ・共有までの運用を整える取り組みが紹介されました。
CBCT・口腔内スキャン・顔貌スキャンの情報を位置合わせし、XR(VR・AR・MRなどの総称)による立体表示を活用して医療チーム内の検討や患者への説明につなげることを目指しています。診断や治療方針の判断は医療者が行います。また、三次元データをもとに骨・歯列・皮膚・粘膜などの顎顔面構造を再現する「3Dクローンフェイスモデル」は、初期プロトタイプの段階として紹介されました。複数の材料や色を用いて造形し、視覚と触覚を伴う解剖学習や手技学習への応用を目的としており、今後は寸法精度、材料特性、教育効果、運用性の検証を進める方針です。
臨床課題に対応する3つのAI関連システム
講演および展示では、臨床課題から生まれた3つのAI関連システムが取り上げられました。
- Mirai Hub:予約・診療記録・画像・文書など、院内に分散した情報へアクセスするための基盤(発表時点では試験運用とローンチ準備の段階)
- AIカルテ:歯科・矯正の用語を踏まえ、診療記録の下書き作成を支援するシステム(医療者による確認・修正・承認を前提に自院で改善を推進)
- 3D Faceシミュレータ:顔のスキャンや計画の情報をもとに、説明用の予測イメージを共有する展示デモ(予測画像は目安であり、実際の顔貌変化や治療結果を保証するものではない)
学会での交流と国際臨床教育への展開





発表後や展示の場では多くの歯科医師から声が寄せられ、大学関係者や企業との意見交換が行われました。今後は臨床、研究、工学、教育の視点を持ち寄り、寸法精度・材料特性・教育効果・運用性の評価を軸とした具体的な検証につなげる方針です。
また、「MIRISE Global Academy」を通じた国際臨床教育の取り組みとして、2026年8月にトルコからの参加者を含む3日間の国際臨床研修を実施した実績も紹介されました。なお、今回の登壇に際して日本デジタル矯正歯科学会より富田大介氏へ感謝状(Certificate of Appreciation)が贈られています。
開催概要とお問い合わせ
第5回 日本デジタル矯正歯科学会 学術大会の概要および問い合わせ先は以下の通りです。
- 大会名:第5回 日本デジタル矯正歯科学会 学術大会
- 大会テーマ:デジタル矯正の深化 ~AIが臨床を支え、臨床がAIを導く その共進化が矯正の未来を創る~
- 開催日:2026年9月6日(日)
- 会場:JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス(ハイブリッド開催)
- 登壇者:富田大介(シンポジスト)
- 演題:顎変形症治療の未来を拓くデジタルデータ統合 ― XR・3Dクローンフェイスモデル・AIへの展開 ―
- 大会公式案内:https://j-dos.org/academic-conference_3
- 医院名:ミライズ矯正歯科南青山
- 所在地:東京都港区南青山6丁目13番5号 ポルトポヌール1階
- 電話番号:03-5468-5585
- メールアドレス:info@mirise-ortho.com
- 公式サイト:https://mirise-ortho.com/
本記事はミライズ矯正歯科南青山の発表をもとに作成されています。
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