職場の飲み会に行きたくない人は7割以上、その理由とは?

株式会社R&Gが社会人500人を対象に実施した「職場の飲み会に関する意識調査」によると、職場の飲み会に行きたくない人が73.6%に上ることが明らかになった。行きたくない理由のトップは「気を遣う」で、次いで「仕事とプライベートを分けたい」という結果だった。

一方、飲み会に行きたい理由の1位は「コミュニケーションの場になる」で、2位は「会社・上司が費用を負担してくれる」だった。飲み会に行きたくないときの対応としては、「予定があるからと断る」が最も多かった。

また、費用負担が少ない飲み会であれば行きたいと思うという回答が最も多く、次いで「気を遣わないメンバー」「少人数での開催」という結果になった。

寄りそうコンサルタントグループHR LABOの宮治有希乃氏は、「飲み会に行きたいかどうかは、世代によるのではなく、職場や飲み会の雰囲気によるところが大きい」と分析。飲み会を有意義なコミュニケーションの場にするためには、目的を明確にし、一次会のみで切り上げ、会費は会社負担とすることが大切だと述べている。

調査結果からは、多くの社会人が職場の飲み会に対して負担を感じていることがうかがえる。一方で、適切な環境が整えば、飲み会が社員同士の相互理解を深める場になる可能性も示唆されている。

引用元:株式会社R&G
公式サイト:https://r-andg.jp/