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コガソフトウェア、学会でPHRアプリ利用による生活習慣病予防の効果を報告

コガソフトウェア株式会社は、2026年9月5日に開催された「第45回日本臨床運動療法学会学術集会」において、生活習慣病管理支援サービス「ライフケアコンパス」のPHRアプリを用いた取り組みに関する効果検証を発表した。

発表では、医師による運動療法の推進とPHRアプリによる運動指示や記録、診察時のフィードバックを組み合わせた事例が報告された。PHR利用群における血液検査値の改善や、医療機関向け業務支援の一体化により診療現場の負担を増やさずに運用できた成果が示されている。

診察間をつなぐPHRアプリ活用の4ステップ

高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病治療において、診察室で療養方針を共有した後に次回受診までの患者の実践状況を把握しにくい点が課題となっている。今回の発表では、生活習慣病管理支援サービス「ライフケアコンパス」を用い、療養計画を日常の実践につなげて次回診察での助言に生かす松若医院様(大阪府阪南市)の運用が紹介された。

内科医がPHRを活用する流れとして、以下の4つのステップが挙げられている。

  1. 計画:診察時に療養計画を作成し、運動・栄養に関する方針を患者と共有する。
  2. 配信:療養計画に沿った運動・栄養の指導内容をPHRアプリへ届ける。
  3. 記録:患者が歩数、血圧、体重、運動実績などを受診間に記録する。
  4. 対話:次回受診時に医師が記録を確認し、承認・助言・計画調整を行う。

観察研究で確認された効果と医療機関側の利点

発表では、取り組みを通じて得られた4つの効果が報告された。

後方視的観察研究において、PHRアプリを利用し医師が示した運動量に取り組んだ患者群では、未利用群と比べてLDLコレステロールの改善が確認された。推奨運動量を達成した群ほど改善幅が大きく、医師が運動療法を勧めて患者の実践を支える意義が示されたとしている。なお、本研究は既存情報を用いた後方視的観察研究であり、PHR利用や運動量と血液検査値の因果関係を確定するものではないとされている。

また、日々の運動指示と記録をPHRアプリ上で行い、医師が診察時に要点を確認する運用としたほか、医療機関向けシステムが療養計画書の作成や算定業務を支援することで、日常業務を増やさずに運動療法の継続支援が実施できたという。さらに、外来医療等調査に準拠したデータの作成と継続提出が求められる令和8年度の充実管理加算への対応支援が、医師がPHRを活用する実務上の後押しとなった。

登壇概要とEIM Japanとの連携

コガソフトウェア株式会社は、特定非営利活動法人EIM Japanの公式パートナー企業として、Exercise is Medicine(EIM)の理念に基づく運動療法の社会実装を推進している。

登壇の概要は以下の通り。

  • 日時:2026年9月5日(土)10:05~11:15
  • セッション:ジョイントセッション2「運動を社会に届ける力:EIM Japanと企業の挑戦」
  • 演題:JS2-2「PHRアプリ利用による生活習慣病の重症化予防の効果検証」
  • 登壇者:藤崎 淳矢(コガソフトウェア株式会社 EIMサービス部 部長/関西医科大学 研究員)

会社概要および問い合わせ先

コガソフトウェア株式会社は、東京都台東区上野1-19-10 上野広小路会館6階に東京本社を置き、代表取締役を古賀 詳二が務める。2000年3月21日に設立され、ヘルスケアサービス事業、モビリティサービス事業、ソフトウェア事業を展開している。

本件に関する問い合わせは、コガソフトウェア株式会社 EIMサービス部(担当:藤崎 淳矢、TEL:03-3833-0733、E-mail:helpdesk@kogasoftware.com)で受け付けている。

本記事はコガソフトウェア株式会社の発表をもとに作成されています。

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